放射「脳」

ネットは時に、面白い言葉を生み出します。Twitterで「放射『脳』」という言葉が生まれました。

 

過激で非科学的な反原発発言をする人を指す言葉のようです。そのような人々は、放射線に関して、「正義感から」「自分に都合のいい情報源のみを信用」し、信憑性に乏しい情報を拡散し、放射線に関して正しい情報を発信する科学者に、「御用学者」「工作員」「安全厨」などのレッテルを貼り、政府や電力会社の発表を一切信用せず、極論を好み、妥協や理解をしようとしない(文献1)、そうです。


地震を専門にし、放射線の生物学的影響に関しては、知識に乏しいと思われる早川由紀夫教授が、放射「脳」の典型とされているようですが、同じように、自分は放射線の専門だと考える研究者の、たちは、悪そうです。


放射線管理区域で仕事をするため、我こそは放射線の専門家、とうぬぼれます。しかし、規制値がどのようにして決まったか、そのレベルの放射線が生物学的にどのような影響があるかについては、無知な人が多いように思われます。日々、学問的に無根拠の法律上の規制に脅かされているため、放射線は怖いもの、という感覚が感情が体にしみこんでおり、その感情を逆なでする放射線生物学の研究成果を、信じようとしない人がいるように思われます。

困ることは、そのような人々が放射線の専門家として扱われ、国の放射能の過剰規制の先鋒として活躍しがちなことです。

 

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福島県で、東日本大震災と福島第1原発事故による避難生活の長期化などに伴う「震災関連死」と認定した死者の数が1130日現在で1605人となり、津波等による直接の死者数の1603人を上回った、と報道されました(文献2)。


原発事故直後に、原発から4kmの病院からの緊急避難で45人がなくなりました。私は、パニックこそが、最も危険である、と警告しました(文献3)。

震災関連死の人数が最も多いのは南相馬市の437人。浪江町の309人、富岡町の202人などと、原発事故の避難指示が続く市町村で多いとのことです。未だに、枯れ尾花への恐怖が続いています。


また、財政赤字が1,000兆円を超え、財政の健全化が緊急の課題である日本で、全くの無駄と言える除染に何兆円という税金を注ぎこもうとしています。

疑似放射脳(放射能ノイローゼ、が、通常人が使うべき言葉でしょうか)の研究者が少なくないようで、数兆円もかけた除染は税金の無駄遣い以外、何物でもない、という声が、研究者から聞こえてきません。多勢に無勢で、放射線生物学者の声が聞こえてきません。


私が何度も引き合いに出すのは、宇宙ステーションです。一年に1シーベルト近くの放射線を浴びる環境に、政府は、多額の税金を注ぎこんで、宇宙飛行士を送り込んでいます。一方で、地上の福島では、その1/50でしかない、年に20m Svの我が家に、帰してもらえません。我が家に帰さないのは居住権、財産権を踏みにじる、憲法違反、だと私は考えます。地上の数mSvで騒ぐ人が、国会議事堂の周りでデモをする人が、宇宙ステーション事業をやめろ、とデモをしないのが、私には、理解できません(文献4)。

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(参考文献)

1)

ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%84%B3

 

2)

震災関連死1605人 直接の死者数を上回る

福島民友新聞 1218()1141分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131218-00010006-minyu-l07

 

3)

201104261「原発から4kmの病院からの緊急避難で45人死なす。パニックこそが危険」

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/51947222.html

 

4)

201307310「若田光一さんが日本人初の宇宙ステーション船長にーーー半年で400mSvを被曝?1mSv/年を大騒ぎする反原発市民団体は、こんな被曝を許すの?騒がないの?」

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52120082.html

コメント   

# Alibaba 2014年03月17日 11:52
我が国の委員会のほとんどの場合、委員長は委員が選出する権限を持たない、ので任命者(役所)が都合が良い結論に持って行けそうな人を選ぶ。

往々にしてこういう人物は予算の配分や評価にも力を持つので、委員は逆らうことができない。

委員会の回数がヒアリングや議論をするものでなく、配られた報告書(案)を修正して案でなくするてめの儀式。

席に着くと書類が出来上がって目の前にある。委員は忙しいから遅れがちに着席してじっと表紙をみる。

委員長の背後につきまとう人影がある。事務方、と呼ばれる事務担当役人で、彼らには流儀があり、常にひそひそ話で一般の委員にきかれないようにして、黒子に徹する。

報告書の修正はせいぜい誤字程度。

それでも内容が優秀ならかまいわないのだ。委員は思う。私は忙しいので関わりになりたくない、と。

まず、論点を明らかにして議論を集中して、決着つかない場合は、別途、開催すべきなのだが、現実には定期であっても都合をきくと委員のスケジュールがそろう日が無い。

そういう時は黒子が委員長にささやく。委員長の出席の都合で決定します。。。

徹底したことがきらい国民性、誰かがあいまいな、」といったっけ。

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