シェールガス採掘のリスク-水質汚染

 米国の打ち出したシェルーガス採掘でエネルギー危機を乗り越えるというシナリオは輝きを失っているようだ。いまだに書店にはシェールガス革命やらエネルギー危機の救世主をうたった本が並んでおり、米国の政策を鵜呑みにする国民の多くは期待に胸を膨らませているが、環境汚染のリスクが高まっている。

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Autonomous Car

 国内・海外の大手メーカが公道走行テストに着手し実用化の目途がたった状況になっている。自動運転には、走行ルートをトレースするGPS,衝突防止のためのミリ波レーダまたは3Dカメラ、車線を認識するカメラ、周囲の車を認識するレーダまたはカメラ、ひとを認識する赤外線カメラなど数多くの電子機器が必要になる。テスト車では可能でも、台数が増えてくると、車ごとに異なった発信周波数の発信機を搭載すると使用できる周波数域で賄えるのか、また干渉による誤作動はないのか(誤作動は車以外にも、我々が現在でも日常的に使用している電波を用いた機器は多数あり、それらが誤作動する可能性もある。現に、違法無線による電波で石油ストーブが点火して火災になった例もある)など様々な問題が山積してくるはずである。

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燃料電池車

 燃料電池は水素をイオン化し、酸素と反応させ水になるときに余った水素の電荷(電子)により発電するいわば化学発電機器である。水素はプラチナ合金などの触媒体によりイオン化し、水素イオン以外を通さない電解質を通った水素イオンと酸素が反応する。エネファームと言う名称で一般家庭に普及しているが、一般家庭用の発電出力は〜50KWで発電効率は35〜40%である。原料は水素と酸素で酸素は、空気中には化合物として存在しているため、都市ガス、LPGガスが利用できる。

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デジタル制御とヒューマンエラー

  航空機や原子炉など複雑なシステムの事故では自動運転システムとヒューマンエラーが複雑に絡み合うケースが多い。もともとは人間が最良の条件を設定し、結果をモニターする一種のアナログフイードバックを運転原理としてきた。熟練すればフイードバックの入力条件を大きくとれるので経験を積んだ運転者に任せれば安全だと考えられた。昔は突発的に生じた不具合が原因となって事故が突然起こることが多かった。しかし最近は部品の信頼性が飛躍的に高められたためそ突発的な故障の確率は低い。飛行中にジェットエンジンが爆発したり、原子炉が突然、暴走することはない。重大な事故は一連の連鎖によって起こり、そこに必ずヒューマンエラーが介在すると考えられているのだ。ここではふたつの事例をあげて解説する。

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エアバスの新型機A380

 エアラインの生き残りをかけた国際競争が繰り広げられている。各国の大手エアラインでは再編成がめまぐるしいが、中長距離路線はエアバスとボーイングのいずれか、もしくは両方のメーカーの機種を採用している。最新のエアラインランキングによれば上位3社のシンガポール航空、エミレーツ航空、バージンアトランテイック航空が大手エアラインに水をあけているが、その理由は何だろうか。

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フォックスコンの功罪

 電子機器の刻印マーク、Made in XXXX、ここのXXXXはかつてJapanが世界を席巻していたが、現在はChinaやTaiwanである。i-phoneの裏側をみた方は気がついているであろう。Designed in Californiaとある。カリフォルニアすなわちシリコンバレーでデザインされた、製造国は不詳なのである。シリコンバレーの中心パロアルトにはゼロックス、HPといった最先端の電子機器メーカーが軒を並べる。世界最初のアップルストアもひっそりと街に溶け込んでいる。ではi-phoneではコンセプトが重要で、ハードウエアはムーアの法則の具現化であり、生産国がどこであっても関係ないのだ。I-phoneのハードウエアはフォックスコンで生産されている。フォックスコンは台湾の電子機器委託生産メーカー(EMSと呼ばれる)で生産は中国である。したがってDesigned in California, Made in Chinaなのだがそんなことはどうでもよいのだ。

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GPS

 GPSはGlobal Positioning Systemの略で、緯度・経度を測定するシステムである。アメリカ合衆国が打ち上げた高度20000km, 6つの軌道(1つの軌道に最低4衛星)に合計24のGPS衛星(12時間周期で地球を周回)が、現在地を3つのGPS衛星を使って距離を測定し、経度と緯度に換算するものである。GPS4つ用いると、高度もわかる。1衛星の耐用年数は7.5年である。GPSは原子時計を内臓し、1.2~1.5GHzの電波を原子時計の時間とともに発信している。もともと、軍事目的であったため、本来の精度は高いが悪用されることを懸念してGPSからの送信データにノイズを付加した状態(S/A(Selective Availability))になっていたが、2000年5月2日4:00(GMT)に解除されている。S/A解除によって誤差は半径36mから6mぐらいにまで改善されている。

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PRISM

 米国人エドワード・スノーデン氏が米政府による個人情報の収集の恐ろしさについて内部告発した。匿うことは反米とみなされるため正式な亡命先もまだ決まっていない。最近になって日本版NSCの検討が始められているが、その本家であるテロ組織の等の国外情報を提供するNSA(国家安全保障局)による個人情報収集があいついで話題になっている。英国ガーデイアン紙によれば、Google、Apple、Facebookを利用に伴う個人情報(閲覧履歴、メールの中身、ファイル、チャットなど)はPRISMと呼ばれる電子盗聴システムにより、情報漏洩が組織的になされているという。

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