スーパームーンはバッドムーンか

 スーパームーンが9.9夜に観測された。スーパームーンとは満月(新月)と楕円軌道の地球への最接近が重なることにより、地球から見た月が大きく、明るくに見えることである。地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約35万7000kmから40万6000kmまで変化するので、最近点の満月は、遠点のものよりも最大14%大きく、30%明るいのである。

 

 

9Sept2014TRIM

 

 一方、ホラー映画やCCRの歌で有名なバッドムーンというのは黄色みを帯びて見える満月で不吉な象徴とされる。9.9のスーパームーンはそうではなかったように思うのは間違いだ。その2日後は911から13周年であると同時に、オバマ大統領が演説でシリア空爆を含む対テロに向けて「容赦ない」戦いを宣言したことを考えれば、バッドムーンであったともいえるのかも知れない。

 月の引力で潮の満ち引きが起こるように人間の体と精神状態への重力への影響があるとする説もある。統計的に交通事故との関係は有意で、死亡交通事故が満月の直前に高くなることは確からしい。ドライブ中に黄色みを帯びた月は何となく気になる。もしかしたら気味の悪い月に気を取られてよそ見運転で事故を起こすのかもしれないが、精神面で落ち着きがなくなるとされるので、注意が散漫になるのだろう。

 

フォローアップ (2014.9.12)

 米国がイスラム過激組織イスラム国(ISIS)の空爆に向け、シリア上空の偵察飛行を開始した。空爆の前に攻撃ポイントを絞り込む段階である。ISISは当初、米国政府は1満人前後としていたが、ネット募集で現在は3万5千人に膨れ上がった。無人攻撃機から赤外線センサーで人体の熱線は検知できるが、ISISかどうかは識別できないとなると誤爆は免れない。

 

 13年前の月は間違いなくバッドムーンだった。満月をみるたびに思い出す必要がある。次のスーパームーンは2015.9.15であるが、311の14周年に平和が戻るとも思えないがバッドムーンでないことを願う。

 

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