結晶窒素の高圧下構造解析で明らかになったι-N2相

エジンバラ大学の研究チームは、高圧下の結晶窒素の構造を明らかにした。研究チームは高圧ダイヤモンドアンビルを使用して、地球の50万気圧の圧力下で窒素を約500℃まで加熱しX線回折パターンを測定し構造解析を行った(Turnbull et al., Nature Comm. 9:4717, 2018)。

続きを読む...

ポジトロニウムの2光子2電子高励起共鳴状態(D-wave)

陽電子は、電子と同じ質量を持ち、正電荷の反物質(反粒子)である。陽電子は身近な反物質(反粒子)で、代謝障害の診断に有用な医療イメージング法である陽電子放射断層撮影(PET)は医学応用で大病院には必ず備えられている。

続きを読む...

ILCに黄信号〜消極的な学術会議

関係者が待ち望んでいるILC予算化の年内決定に黄信号が灯った。政府決定の指針となる学術的審議を依頼されていた日本学術会議は、11月14日、「回答案」を審議した。回答は日本誘致に慎重な意見となっているこれまでの「時期尚早」をなぞる消極的な答申となる。最終的な答申は21日に政府に引き継がれ年内に正式決定される。

続きを読む...

日本学術会議 ILC日本誘致、慎重な回答へ 2018年11月14日 18:54 更新

文部科学省からILC=国際リニアコライダーの誘致について審議を依頼されていた日本学術会議は、14日、「回答案」を審議しました。回答は日本誘致に慎重な意見でまとめられる見通しです。

日本学術会議は、国内の科学全分野、およそ84万人の科学者をまとめ国の内外に代表する機関です。ILCの日本誘致に関して今年7月、文部科学省から審議を依頼された日本学術会議は、学術的意義とともに、予算確保の方策などの課題を指摘して精査してきました。

14日は回答案について審議し、ILC計画の学術的意義を認めながらも「8300億円とされる巨額な建設費の国際経費負担や建設に必要な人員確保の見通しが得られていない」「環境影響や安全性の問題の説明が不十分」として、誘致に慎重な回答になる方向です。

日本学術会議は、一週間後の今月21日に開催する会合で最終的な回答案をまとめ、幹事会に諮る予定です。その後、文科省に答申し、今度は政府が判断する段階に移ります。

 

IBC岩手放送

グラフェン-導電性高分子ハイブリッド超高感度光検出器

ブルックヘブン国立研究所の研究チームは、導電性自己組織化ナノ構造を介してグラフェンの光応答を劇的に改善した。これによって医療イメージング、放射線検出などの微弱な光を迅速に検出できるグラフェンベースの検出器へ応用が期待される。

続きを読む...

核反応でつくる蛍光ナノダイアモンド〜原子炉版BNCT

プラハの高分子化学研究所の研究チームは原子炉内で中性子照射によって

癌を含む疾患の高感度診断に使用する蛍光ナノダイアモンドの高速製造技術を開発した(Havlik et al., Nature Comm. 9:4467, 2018)。

続きを読む...

ウラン(III)複合体による室温窒素固定

空中窒素の固定技術によって窒素肥料の原料となるアンモニアが大量生産できるようになって以来、食糧事情が安定し人口増加につながった。

続きを読む...

高エネルギーγ線分光が挑む宇宙の粒子加速メカニズム

γ線分光が宇宙の粒子加速を通して宇宙の起源の解明につながると期待されている。γ線分光観測は衛星と地上の両面で活発な観測活動が行われている。2015年4月20日に、フェルミ衛星とMAGIC望遠鏡観測所は、宇宙の彼方に非常に活発なγ線源を発見した。

続きを読む...

2層グラフェンの超フラットバンドの超伝導をBESSYII が検証

BESSYIIの研究チームは、グラフェンの二重層が超伝導になる証拠を発見した。彼らは、高分解能のARPESを用いてバンド構造を探査し、超平坦な分散を特定した(Marchenko et al., Science Advances 4:eaau0059, 2018)。

続きを読む...

光ピンセットが書き換える量子力学

Optical Tweezer(光ピンセット)と呼ばれる微小粒子を操作ができる集束レーザービームは、1970年にアーサーアシュキンによって考案され、その仕事でアシュキンは2018年ノーベル物理学賞を受賞した。しかしそれでも光ピンセットの真の意味は一般にはよく知られていない。光ピンセットは粒子操作ツールだけではなく、量子力学の理解を深め、原子を構成する粒子の観点から自然を説明する理論としての意味を持つからである。

続きを読む...

スポンサーサイト

Copyright© 2013.   放射線ホライゾン rad-horizon.net   All Rights Reserved.