事故発生への連鎖を断ち切るには〜ヘリ事故から原発まで Part2

事故を未然に防ぐには要因の連鎖を断ち切ることが必要であることをPart1で書いた。ここでは最近の重大事故として福島第一事故の1号機を取り上げて、連鎖が起きた背景を考えてみたい。

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事故発生への連鎖を断ち切るには〜ヘリ事故から原発まで Part1

事故は純粋に偶然によるものは極めて少ない。最近の欧米の考え方は事故をいくつかの鍵となる因子の連鎖と考え、事故を未然に防ぐにはその連鎖を断ち切ることで対処しようという考え方が主流になっている。

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カミオカンデ、3代目検討…宇宙誕生の謎に迫る

 文部科学省は、次世代の素粒子観測施設「ハイパーカミオカンデ」の建設に向けた検討を始める。2度のノーベル賞受賞につながる成果をあげた「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」(共に岐阜県)の後継施設で、ニュートリノなどの素粒子を検出して宇宙誕生の謎に迫る。

 東京大宇宙線研究所が岐阜県飛騨市の山中に建設を計画しており、文科省が来年度予算の概算要求に、調査費数千万円を盛り込む。

 ハイパーカミオカンデは高感度の光センサーを備えた約26万トンの巨大水槽。ニュートリノなどが水槽内の水とごくまれに衝突した際に出る微弱な光をとらえる。ニュートリノと、その反対の性質を持つ反ニュートリノの違いの検証や、物質を構成する陽子が壊れる「陽子崩壊」という未知の現象の発見を目指す。

 

YOMIURI ONLINE

中国のペブルベッド高温ガス炉の安全性に警鐘

科学技術立国を目指す中国の勢いは目覚ましい。とりわけ世界中で100超の新規原子炉計画は中国だけであり、先進国では一様に勢いの衰えた原子力を支えている感すらある。

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フイスカー社の全固体Liイオンバッテリーのインパクト

今ではLiイオンバッテリーなしの生活は考えられない人がほとんどだろう。Liイオンバッテリーの製造メーカーも長い研究開発の末に、ようやく本質的な欠点を取り除いた製品を市場に送り出す新しい製造ラインを整備する準備が整ったようだ。

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画像診断ミス、ベテラン医師も見落とし 情報過多、経験関係なく 「追いつけぬ目」進むAI開発

 画像診断でがんなど病変の見落としが続発している問題で、見落としは医師の経験年数に関係なく発生していることが22日、医療事故情報を収集する日本医療機能評価機構の調べで分かった。背景には、画像診断技術が高度化したことで医師が扱う情報量が著しく増加し、ベテラン医師でも追いつけていない現状がある。人の目に全面的に頼らず、人工知能(AI)による診断開発も進んでおり、厚生労働省は抜本的な再発防止対策に乗り出した。

検診年420万人

 同機構は、平成27〜29年の3年間に発生した32件の画像診断による病変見落としを調査。医師に職種経験年数を聞いたところ(複数人介在を含む)、1〜5年=7人▽6〜10年=6人▽11〜15年=7人▽16〜20年=4人▽21〜25年=4人▽26〜30年=7人と、ほとんど偏りはなかった。

 32件のうち「撮影目的の部位のみ確認した」が27件で、「医師の目が広範囲に届いていなかった」と指摘する。

 こうした病変の見落としは近年、相次いでいる。東京都杉並区では40代女性が肺がん検診でがんを見落とされ、6月に死亡した。市区町村が公的資金で行う肺がんの検診は40歳以上が対象で年1回行われる。厚労省によると、肺がん検診は27年度に全国約420万人が受診している。

1回で数百枚撮影

 「画像診断の検査数が増加し、診断書の中に記載されている情報量が多く、主治医自身がその結果を消化しきれなくなっている」

 日本医学放射線学会は7月19日、異例の見解を出した。見落としの要因は画像診断を担う放射線科医と主治医の連携不足などに加え、医療の高度化に伴う情報量の増加もあるというのだ。特に画像診断の検査では息を1回止める間に数百枚以上の撮影が可能となったが、主治医が自分の担当領域を見ることに腐心し、十分な知識のない他の領域に映った病変の発見に及ばない恐れも出ている。

 東京慈恵医大病院では病変見落としで患者が死亡したケースを踏まえ、診断報告書を主治医が確認し、必要な対応をしたかスタッフが2回、医師に確認する仕組みを導入した。今春からさらに診断報告書を全患者に手渡すことも始めた。

 ただ、同病院だけで年間約8万5千件の画像診断があり、情報処理には時間がかかる。名古屋大病院の長尾能雅(よしまさ)教授(医療安全)は「技術向上で異常が見つかりやすくなった半面、フォローするシステムが追いついていない」と指摘する。

 

産経新聞

毎年8月に思うこと2018〜予科練平和記念館

毎年、このコラムでは原爆が投下され終戦を迎えたことを忘れないように、思い出したくはないが忘れてはならない事柄について短い記事を書くのがいつの間にか慣習となった。

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湾曲検出器によるX線透視技術の未来

X線技術は将来刷新される可能性がある。 19世紀の終わりに発見されて以来、放射線は身体の内部の仕組みに窓を提供し、建物からスーツケースに至るまであらゆるものを透視することができるが、X線透視技術は基本的に同じである。どんな物体の検査でもX線は、固定された小型の検出器に照射され、透過画像を得ることになる。

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最新研究が警告する放射性セシウムボールの脅威

九州大学を中心とする研究チームは、2011年に福島発電所事故によって放出された放射性セシウム微粒子(セシウムボール)の影響を定量的な評価することに成功した。重大な健康および環境への影響をもたらこの研究結果は、ゴールドシュミット地球化学会議で発表された。

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3GeV放射光のランドスケープ〜3つの立場でみた違い

第5世代蓄積リングは1.9〜6GeVまで様々であるが、おおまかにいえば建設しやすい3GeV放射光の競争力は6GeVリングの牙城を脅かすほどにもなった。電力コストを考慮すれば、3GeVを選択することが、コスパ的に最良の選択であることに異論はないのではないだろうか。3GeV放射光や第5世代蓄積リングについてはこれまでたびたび記事をかいているので、ここではそれらの説明は省く。

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