環境性能に優れた窒化物太陽電池Cu3N

東京工業大学元素戦略研究センターの研究チームは、窒化銅Cu3N(n型半導体)のフッ素ドーピングによってp型伝導性の優れた半導体太陽電池材料となることを見出した(Matsuzaki et al., Adv. Mater. online June 19, 2018)。これらのn型及びp型の窒化銅半導体は、有毒物質を含んだり効果な元素を使っていた従来の太陽電池材料を置き換えて環境性能の高い実用材料となる可能性がある。

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MHz帯域高速光電子分光

高速光電子分光法ではレーザーを使用して、高エネルギーの光子を固体表面(ここでは電子回路)に照射し光電子を電子検出器で観測する。フラウンホーファー研究所の研究チームは、MHz帯域で動作する新しい電子分光システムを開発した。

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中国の欧州型加圧水炉(EPR)が送電開始

欧州型加圧水炉はアレバ社が威信をかけて設計した次世代加圧水炉で、安全性は高く評価され原子力発電関係者の期待を背負っていた。しかしフランス、英国、フインランドで建設予定は度重なる遅延に悩まされていて、今だに稼働はおろか工事完了の見通しが立っていない。そればかりかアレバ社自身が経営危機に陥り国営企業となった。

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逆平面ヘテロ接合型ペロブスカイト太陽電池が世界最高性能達成

躍進著しいペロブスカイト太陽電池には,大きく分けていわゆる①ナノ構造型、②平面ヘテロ接合型、③逆構造型の3種がある。

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CO2をメタノールに変換する新触媒

ペンシルベニア州の研究チームは、温室効果ガスであるCO2をメタノールなどの燃料に変換する新型触媒を開発した。

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トリチウム水を除去する新技術開発

放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む水を除去する新技術を開発したと、近畿大学などの研究チームが発表した。東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水から放射性物質を取り除いているが、トリチウムだけは除去できず、残った処理水(トリチウム水)の処分が課題となっている。研究チームは「トリチウム水の処分に貢献したい」と話している。

 トリチウムは通常の水素原子に中性子が2個付いた放射性物質で、通常の水とトリチウム水を分けることは難しい。

 近畿大工学部の井原辰彦教授(無機材料)と、アルミ箔はく製造会社「東洋アルミニウム」(本社・大阪市)などの共同研究チームは、アルミ粉末を材料に、直径5ナノ・メートル(ナノは10億分の1)以下の小さな穴(微細孔)が無数にあるフィルターを開発。トリチウム水の混ざった水を温めて蒸気に変え、フィルターに通すと、高率でトリチウム水を除去できたという。トリチウム水は水よりも分子が重く、動きにくいため、フィルターを通過しにくい可能性があると、同チームは推測している。

 

読売新聞

トランジェントTHz分光でみた水溶液の水素結合ダイナミクス

水は地球上で生命維持に不可欠な舞台であるが、その物理的性質は完全に理解されたとは言えない。最近、チューリッヒ大学の研究チームは、溶液中の水素結合ダイナミクスの研究にトランジェントTHz分光法を活用した。

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謎の星間物質バリオンの観測に成功か

銀河系の巨大なハローやさらに大きな銀河群の中の高温拡散ガスが調査されたが最終的には、宇宙を構成する暗黒物質の中に、未知の物質が浮遊しているのではないかと考えられてきた。

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放射光の最新話題〜第4世代光源の現実がみえたSRI2018

SRI2018は6月11日から台湾で開催された。筆者は上海に滞在していたので出席したかったのだが、中国本土から台湾に渡航することが厳しくなっていて諦めざるを得なかった。以前は台湾と中国の放射光コミュニテイの距離は非常に近く、研究会を共催したり相互に行き来して、放射光関係者同士の親密度が高かったと記憶している。

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多価イオン化をリガンドで制御する超原子とは

バージニア・コモンウェルス大学の研究チームは、周期律表の2つ以上の元素群の原子の組み合わせを見出す新しい戦略を発見した。これらの組み合わせは周期律表の族を超えた性質も期待できることから「超原子」と呼ばれ、より効率的なバッテリーやより良い半導体を含む新しい材料創出に使用することができる。

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