アフリカの電力危機を救うのは再生可能エネルギーか

アフリカの電力不足は水不足と同様に重要課題となっている。唯一原子力発電所を持つ南アフリカでは加圧水炉2基が稼働している。

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CF結合を切断するPt単原子触媒研究〜NSLSIIのISSビームライン

イェール大学の研究者およびブルックヘブン国立研究所の研究者を含む国際研究チームは、地球上の物質の最も強い化学結合の一つである炭素−フッ素結合を破壊するための新しい触媒を開発した(Huang et al., ACS Catal. 8, 9353, 2018)。

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放射線量規制値を緩和するEPA

福島第一事故の際に1日あたりの放射線量規制値が緩和されたことは記憶に新しい。被曝の下限が書き換えられたのは、生物への放射線の影響が科学的に検証されたからではない。原子炉建物近くで作業する放射線従事者が規制で作業に支障を与えるからである。

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メガヘルツシリアル結晶構造解析〜European XFELの初成果

DESYを拠点とした120人以上の研究者からなる国際的な共同研究チームは、ヨーロッパの新しいXFEL、European XFELで最初となる科学実験の結果を発表した。新しいXFEL施設では実験時間を1桁以上向上させることができるだけでなく、これまで抗生物質耐性の原因となっていた酵素の未知の構造も明らかにした。 (Wiedom et al., Nature Comm. 9: 4025, 2018

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フラストレーショントンネリングイオン化によるEUV光発生

次世代露光技術の鍵となるEUV光源のニーズが高まっており、様々な原理・手法が提案されている。韓国の光州科学技術院の相対論的レーザー科学センターの研究チームは、10〜120ナノメートルの波長を有するEUV光を発生させる全く新しい方法を発見した。この方法は、ナノメートル解像度のイメージング、高精度回路製造のための次世代露光技術、および超高速分光法への応用が期待されている。

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3GeV放射光の動向について2018.9.28

3GeV放射光はいったいどうなっているのだろうか、という疑問を持つ放射光関係者は多いのではないだろうか。2018年7月3日、文部科学省は次世代型放射光施設を、東北大学青葉山新キャンパス(宮城県仙台市)に建設する方針を決定した。国と共同で施設の整備や運用を担う地域・産業界パートナーを文科省が公募し、東北の産官学団体を中心とするSLiT-Jチームの提案が採択された。同時に主体的な施設建設と運営の受け皿としてQSTがあたることになった。

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電気光学レーザーによる超高速パルス光発生

国立標準技術研究所(NIST)の研究チームは、従来の超高速レーザーよりも100倍高い繰り返し周波数のパルスレーザーを開発した。この技術で生物学的物質のイメージングなどの新しいアプリケーションへの超高速光科学の応用が期待される。

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パルスパワー定積加熱法による超高密度プラズマ生成

大阪大学の国際共同研究グループは、600テスラ(T)の磁場を印加して、ネオジム磁石(最も強い永久磁石)の磁気エネルギーよりも約600倍大きい磁場を印加し、高強度短パルスレーザーで加速された相対論的電子ビーム(REB)照射により超高温プラズマを加熱できることを実証した(Sakata et al., Nature Comm. 9: 3937, 2018)。

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次世代放射光施設シンポジウム

11月25日に仙台市で次世代放射光施設シンポジウムが開催される。以下がプログラム案。

 

開催日時:2018 年 11 月 25 日(日) 13:00~17:15

開催場所:仙台国際センター 大会議室「萩」(http://www.aobayama.jp/

主催:量子科学技術研究開発機構、光科学イノベーションセンター 共催:宮城県、仙台市、東北大学、東北経済連合会 後援:文部科学省(依頼中)、日本経済団体連合会(依頼中)、日本放射光学会、日本加速器学会

13:00‐13:40 主催者等挨拶

13:40‐13:50 写真撮影

セッション I 官民地域パートナーシップによる次世代放射光施設とは

13:50‐14:10 「概況説明(国の主体としての立場から)」 内海渉 量子科学技術研究開発機構

14:10‐14:30 「概況説明(パートナー代表機関としての立場から)」 高田昌樹 光科学イノベーションセンター

14:30‐14:40 「東北大学の取組、産学連携を中心に」 早坂忠裕 東北大学

セッション II 次世代放射光施設の準備状況

14:55‐15:10 「加速器について」 田中均 量子科学技術研究開発機構/理化学研究所

15:10‐15:25 「建屋について」 鈴木一広 光科学イノベーションセンター

15:25‐15:40 「光源について」 高橋正光 量子科学技術研究開発機構

15:40‐15:55 「ビームラインの検討状況」 有馬孝尚 東京大学 セッション

III 次世代放射光施設への期待 15:55‐

16:25 「学術の立場から」 財満鎭明 名古屋大学副総長/応用物理学会長

16:25‐16:55 「産業界の立場から」 角田克彦 (株)ブリヂストン 中央研究所フェロー

16:55‐17:10 「次世代放射光がもたらす経済効果」 向田吉広 東北経済連合会 常勤・代表理事

17:10‐17:15 閉会挨拶 17:10-18:30 懇親会・名刺交換会

 

お申し込み方法

参加希望者は申込票(Excel) に必要事項を記入し、下記お問い合わせ先までe-mailで送付ください。
当日受付もございますが、準備の都合上、なるべく11月9日正午迄に参加登録をお願いします。



お問い合わせ先: 
  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
  高輝度放射光源推進準備室 シンポジウム事務局
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放射光学会

負のミューオンを使用して固体の核磁場を初めて観測

ミューオンは、電子に似ている(標準モデルで電子の隣にあるレプトン一族)が、はるかに質量が大きく不安定な素粒子である。ミューオンの寿命は数マイクロ秒だが、これは他の多くの不安定な粒子の寿命と比較すると長い。この比較的”長い”寿命のために、正のミューオンは、しばしば固体材料の内部磁場を検出するために使用される。

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