放射光X線トモグラフイーでみた電極のリアルタイム3D観察

安全性が高い全固体Liイオンバッテリーの開発競争が世界中で加速している。ガーネットとして知られる固体の非可燃性セラミック電解質がLiイオンバッテリーのパラダイムシフトとなる可能性がある。

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サブオングストロームタイコグラフイ電子顕微鏡

電子顕微鏡の進歩によって個々の原子の観測が可能になったが、まだ未解決の課題もある。電子顕微鏡のレンズは収差として知られている本質的な不完全性を避けられない。

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プラズマ中の自己組織化による水分解ナノ触媒

スウェーデンの研究チームは、水から水素ガスを生成する電極(触媒)を発見した。高価で入手が困難なプラチナ電極を使用する代わりに、新しい方法ではパルスプラズマスパッタリングと呼ばれる技術を使用し酸化鉄のナノトラス構造を電極に使用している(Ekeroth et al., NANO Lett., 18, 3132, 2018)。

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X線で投与制御する薬剤ナノバブル(リポソーム)

リポソームは生体中のナノバブルである。薬剤をカプセル化するために薬理学で一般に使用されている。薬物を充填したナノバブル外壁をX線によって破壊し局所的な投与を行う新しい治療法が提案され、初期の試験では、この技術が腸癌細胞を死滅させるのに非常に効率的であることが示されている(Deng et al., Nature Comm. 9:2713, 2018

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国際的懸念が高まる日本のプルトニウム貯蔵量増加

日本は、原子力平和利用(原子力発電事業)の一環として6,000原子爆弾を作るのに十分なプルトニウムを蓄積していると言われる。これまで政府は核燃料サイクルという概念でMOX燃料として再利用を掲げて度量してきたが、貯蔵されているプルトニウムの増大で、テロリストや自然災害に脆弱であるとの懸念が世界的に高まっている。

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暗黒物質モデル制限を書き換えた中国のPandaX-II実験

暗黒物質すなわち宇宙の非光物質は、宇宙の物質の85%を占めるとされる。通常の物質とは異なり、光を吸収、反射、放出しないため、検出が困難である。間接的な重力効果から推測せざるを得なかった暗黒物質と普通の物質との関係は不明な点が多い。暗黒物質の直接検出は、暗黒物質を構成すると考えられている仮想粒子(WIMP粒子)である。

このほどカリフォルニア大学(リバーサイド)を中心とした国際的な研究チームは、暗黒物質が通常の物質とどのように相互作用するかという条件を絞り込むことに成功した。

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無重力下の光分解〜長距離宇宙飛行支援技術としての利点と課題

宇宙機関や民間企業は、今後数年間で人間を火星に送り込む計画を進めており、本格的な惑星植民化が始まるのも遠い将来の話ではない。火星移住は惑星移住のための前線基地であり、現実に地球に近い環境の惑星が探索されつつある。長距離の宇宙旅行はSFでなく現実のミッションとなる日が近い。

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銀河系外ニュートリノ 40億光年先の発生源特定

 銀河系外から届いた素粒子の一種「高エネルギーニュートリノ」の発生源の天体を初めて特定したと、南極大陸の氷床を使ってニュートリノを観測する国際共同研究「アイスキューブ」のチームが13日付の米科学誌サイエンスに発表した。宇宙物理学の大きな謎の一つとなっている、高エネルギー宇宙線の発生機構解明につながると期待される。

 ニュートリノは物質をほぼすり抜けてしまうため検出が難しい。アイスキューブでも高エネルギーニュートリノを検出したことはあったが、発生源は分からなかった。

 今回、アイスキューブでニュートリノが検出されたのは昨年9月23日午前5時54分(日本時間)で、1987年に観測できた超新星由来のニュートリノの1000万倍以上のエネルギーを持っていた。直後から世界各地の天文台や人工衛星がニュートリノの飛来したオリオン座の一角を一斉に観測。約40億光年離れた「ブレーザー」と呼ばれる天体から発せられるガンマ線が強まっているのを広島大の望遠鏡が見つけ、これが高エネルギーニュートリノの発生源だと特定した。

 

毎日新聞

金パラジウム合金化で水素貯蔵能力が増大するメカニズム

水素を吸収する物質は、水素の貯蔵と精製に使用され、クリーンエネルギー媒体として有用である。最もよく知られている水素吸収剤であるパラジウムは、金と合金化することによって、吸蔵能力を改善できる。

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ヒッグスボソンについて〜CERNの本音は期待と不安

CERNの大型ハドロン・コライダー(LHC)が大成功を収めたことで、世界のメディアで大きな賞賛を受けたヒッグスボソンの発見は6年前のことで、その後の衝突エネルギーを倍増させたLHCアップグレード運転でも(期待ほど)進展が見られないとして失望感が高まっている。

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