3D仮想組織像〜3Dイメージングの新しい潮流

病院で大腸内視鏡検査は悪夢である。そこで被験者の負担を軽くするために、直接見る内視鏡に代わって最近、登場したのが3D仮想組織像検査である。CT撮像時の線量さえ気にしなければ、大腸内視鏡検査の負担はなくなる。もちろん細部の精密検査には光学的内視鏡が好ましいが、予備的な検査やスクリーニングに苦痛がなくなることは歓迎したい。一方で病理学ではナノスケールの3D病理検査が可能になりつつある。

続きを読む...

グラフェンベースの高性能THz検出器

THz帯波は、高速Wi-Fiや医療イメージング、電波望遠鏡など多岐にわたる応用が期待されている。しかしこれまでのTHz検出器は、電力消費が大きかったり、または低温が必要で実用性が乏しかった。ロシアの研究チームはこれらの問題を解決したグラフェンベースのテラヘルツ帯検出器を開発した(Bandrin et al., Nature Comm. 9: 5392, 2018)。

続きを読む...

物質の放射線損傷をポンププローブ分光でリアルタイムモニタリング

原子炉内の高放射線環境に耐える材料の性能を評価するために、MITとサンデイア国立研究所の研究チームは、放射線で誘発する物質の変化を連続的に監視できる新しいシステムを開発した(Dennett et al., Nucl. Inst. And Mth. Phys. Res. 440, 126, 2018)。

続きを読む...

単一光子センサを用いたサブピコ秒3Dイメージング

単一光子アバランシェダイオード(SPAD)は、高速、高タイミング精度、高い検出感度を備えた代表的なシングルフォトン検出器である。スタンフォード大学の研究チームはSPADを用いた3Dイメージングシステムを開発した(Heide et al., Scientific Reports 8: 17726, 2018)。

続きを読む...

APSがアップグレードで狙う新3Dイメージング

世界の3GeVと>6GeV放射光施設が第4世代光源を目指してアップグレード計画を持っているが、単に光源性能を(代表的な性能指標である)輝度が100倍以上というアピールでは済まないほど、性能が接近する激戦時代になるため、」各施設とも独創的な実験手法との組み合わせで差別化を図ることになった。ここではAPS-Uが差別化のために推進する3Dイメージンングを紹介する。

続きを読む...

マイクロデバイスの電離放射線の影響を評価する新モデル

ファーウエイの端末が話題になっているが、実際に最先端スマートフォンプロセッサはiPhoneのA12とファーウエイの子会社のハイシリコンが送り出したKirinシリーズである。一般的にデジタルおよびアナログ電子機器用のハードウェアコンポーネントの開発の最近の傾向は、ダイオードおよびトランジスタ構造の活性領域のサイズを縮小することである。

続きを読む...

π結合スキームによる位相ロックテラヘルツレーザー

MITの研究チームは、高出力、高指向性利得、広範な周波数チューニングの3つの重要な性能を達成したテラヘルツ帯の位相ロック・フォトニクス・ワイヤーレーザーを開発した。このテラヘルツレーザーは、化学的センシングとイメージングの幅広い用途に応用が期待されている(Khalatpour et al., Nature Photonics online Dec. 12, 2018)。

続きを読む...

蛋白質単分子の新しい運動解析手法DXB

近年、蛋白質単分子の観測は驚異的な発展を遂げており、生体内の分子動力学を高速かつ高精度に観察することが可能となっている。従来のDXT(Diffraction X-ray Tracking)では、金ナノ結晶で標的蛋白質分子の特定の部位を標識し、標識された金ナノ結晶からの回折X線スポットの位置変化を微小時間分解能で観察することにより、単一分子の内部運動を測定する。

続きを読む...

スポンサーサイト

Copyright© 2013.   放射線ホライゾン rad-horizon.net   All Rights Reserved.