2分子反応における項間交差メカニズム

ミズーリ大学コロンビア校の研究チームは、アルキルアミンとO(3P)の二分子反応における項間交差メカニズム(異なるスピン多重度をもつ量子状態の間で起こる無放射遷移)の証拠を見出した(Li et al., Nature Chemistry online Dec. 10, 2018)。

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極端紫外領域の超高速広域円二色性が計測可能に

左手系分子と右手系(カイラル対称性)分子とを区別することは、化学および生命科学において非常に重要であり、円二色性と呼ばれる方法を使用するのが一般的である。

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多重周波数光音響イメージングの進歩

光音響顕微鏡は​​短パルスCWレーザー照射で発生する生物の内部からの超音波で、血流や細胞構造の3D画像を生成することができる。ドイツ研究センターヘルムホルツ協会の研究チームは、複数の周波数レーザーを使用いた忠実度の高い光音響イメージング技術を開発した。

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SMDによる放射線被曝量の高速評価

ノースカロライナ州立大学の研究チームは、約1時間で放射線被曝を評価できる新しい手法を開発した(Hayes and O’Mara, Radiation Measurements 121, 42, 2019)。これによって放射線災害の際に被曝者を迅速にトリアージ(選別)することが可能になると期待されている。

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2D界面励起子の偏光制御バレートロニクス

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームはは、室温で励起子流を制御する技術を一歩進め、励起子の特性を制御し、放出される光の偏光を変える方法を見つけた(Ciarrocchi et al., Nature phtonics online Dec. 31, 2018)。これは、より少ないエネルギー損失と熱放散を持つ新世代の電子デバイスにつながると期待されている。

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ESRFが放射光CTの臨床実験に成功〜従来の線量が1/10以下に

病院で受けるCTの線量がどの程度か知った上で検査を受けるだろうか。そうはいっても、CT検査は緊急時に行われる時には生命と引き換えといわれたら拒否できない。CT検査の被曝量は、一般的に生体への影響を表すミリグレイという単位で表現されるので分かりにくいのだ。ミリシーベルトでおおよそ換算すると、だいたい10ミリシーベルトということになる。

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3D仮想組織像〜3Dイメージングの新しい潮流

病院で大腸内視鏡検査は悪夢である。そこで被験者の負担を軽くするために、直接見る内視鏡に代わって最近、登場したのが3D仮想組織像検査である。CT撮像時の線量さえ気にしなければ、大腸内視鏡検査の負担はなくなる。もちろん細部の精密検査には光学的内視鏡が好ましいが、予備的な検査やスクリーニングに苦痛がなくなることは歓迎したい。一方で病理学ではナノスケールの3D病理検査が可能になりつつある。

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グラフェンベースの高性能THz検出器

THz帯波は、高速Wi-Fiや医療イメージング、電波望遠鏡など多岐にわたる応用が期待されている。しかしこれまでのTHz検出器は、電力消費が大きかったり、または低温が必要で実用性が乏しかった。ロシアの研究チームはこれらの問題を解決したグラフェンベースのテラヘルツ帯検出器を開発した(Bandrin et al., Nature Comm. 9: 5392, 2018)。

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