エリクソンが語るMBAの開発秘話〜DLSRへの道

第1世代の放射光源は、高エネルギー加速器の「寄生的」利用であったが、寄生的利用でも放射光の威力が世界中に知れ渡るのに、時間はかからなかった。第2世代というのは放射光専用リングのことである。第2世代の代表格は米国スタンフォードのSSRL、英国ダレスベリーのSRS、日本の物性研SOR-RINGそしてKEKのPFである。

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環境性能に優れた窒化物太陽電池Cu3N

東京工業大学元素戦略研究センターの研究チームは、窒化銅Cu3N(n型半導体)のフッ素ドーピングによってp型伝導性の優れた半導体太陽電池材料となることを見出した(Matsuzaki et al., Adv. Mater. online June 19, 2018)。これらのn型及びp型の窒化銅半導体は、有毒物質を含んだり効果な元素を使っていた従来の太陽電池材料を置き換えて環境性能の高い実用材料となる可能性がある。

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放射光の最新話題〜第4世代光源の現実がみえたSRI2018

SRI2018は6月11日から台湾で開催された。筆者は上海に滞在していたので出席したかったのだが、中国本土から台湾に渡航することが厳しくなっていて諦めざるを得なかった。以前は台湾と中国の放射光コミュニテイの距離は非常に近く、研究会を共催したり相互に行き来して、放射光関係者同士の親密度が高かったと記憶している。

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いよいよ始まったLHCアップグレード

大型加速器の一生は一般に考えられている寿命より長い。原子炉の寿命が40年だったのが50年に延長されているが、フェルミ研究所のようにコンポーネントレベルの再利用まで含めれば、加速器の寿命はそれ以上である。それでもLHCは色々な意味で別格である。エネルギーのアップグレードが済んでからも、実験スケジュールが埋まり、今回のアップグレードでさらにパワーアップしてエネルギーのみならず衝突実験のフロンテイアを譲る気配はない。

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Liイオンバッテリーのエネルギー密度が3倍に〜TEMと放射光の組合せによる研究

Liイオンバッテリーはスマートフォン、EV、再生可能エネルギーの貯蔵に、幅広いエネルギー密度(電気容量)を提供する。汎用性の高いエネルギー貯蔵デバイスだが安全性や、バッテリー性能向上のニーズが高まり研究開発が加速している。

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ヒッグスボソンとトップクオークの関係が明らかに

トップクオーク-反トップクオークペアに伴うヒッグスボソン生成が実験的に観測された。フロリダ工科大学を中心とするLHC CMS実験チームは標準モデルの最も重い素粒子(ヒッグスボソンとトップクオーク)を関連ずけることにはじめて成功した(Sirunyan et al., Phys. Rev. Lett. 120, 231801, 2018)。

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LCLSのXFELによる酵素中間体の構造決定

世界保健機関(WHO)の最新の世界的な結核報告によると、咳やくしゃみで感染する肺疾患、結核は、他のどの感染因子よりも世界中で多くの人々を死に追いやっている。また、毎年何十万人もが、結核を引き起こす細菌が抗生物質に抵抗性になるため、治療ができないケースが報告されている。

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NSLSIIの新型高速ゴニオメータによる蛋白質構造解析の効率化

NSLS-IIにおける蛋白質結晶構造解析の高速化のために、FastForward MXゴニオメータと呼ばれる高速ゴニオメータが開発され、実験時間を数時間から数分に短縮することで構造解析の効率が大幅に向上した。

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