陽子バンチを用いたプラズマウエークフイールドで電子加速に成功

2018年5月26日、CERNでのAWAKEコラボレーション(注1)は、陽子ビームがプラズマを通過することで発生するウェイクフィールドを使って初めて電子を加速した。

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タンデムヘリカルアンジュレーターからのベクトルX線ビーム発生

長く続いた3GeV放射光建設を巡る混乱は収拾の兆しが見えない中でコミュニテイに明るい希望も現れている。度重なるアップグレードで紫外領域の解説光源となったUVSORIIIが、新しい挿入光源技術で世界初となるベクトル放射光ビーム発生技術の開発に成功した。

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単純ではない放射光のアウトプットと光源(ラテイス)の関係

コミッショニング後のNSLS-IIで早くも稼動を始めたのはX線吸収分光のための汎用ビームライン(BL)、物質科学専用BL(BMM)はNISTとのパートナーシップで運営される。このBLは触媒などエネルギー科学から地球物理学に至る広範囲の物質の構造と電子状態に関する研究に使われる。

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3GeV放射光のランドスケープ〜3つの立場でみた違い

第5世代蓄積リングは1.9〜6GeVまで様々であるが、おおまかにいえば建設しやすい3GeV放射光の競争力は6GeVリングの牙城を脅かすほどにもなった。電力コストを考慮すれば、3GeVを選択することが、コスパ的に最良の選択であることに異論はないのではないだろうか。3GeV放射光や第5世代蓄積リングについてはこれまでたびたび記事をかいているので、ここではそれらの説明は省く。

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高エネルギー勾配ミニチュア加速器の将来性

LHCのヒッグスボソン発見の偉業にも関わらず、その後継機となる次世代加速器計画始動が遅れている。その理由は2つある。ひとつは急ぐ必要がないこと。高ルミノシテイ化を達成したLHCは今後も世界の加速器研究の頂点に位置付けられるからである。より深刻な問題は経済的な理由である。周長27kmのLHCより大型の加速器の建設が、世界経済の鈍化と先進国共通の債務超過対策の緊縮財政で、予算化が困難になったことである。

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大強度パルスイオン源ECRISのアップグレード

核天文物理学というのは聞きなれない分野と感じる読者が多いと思う。自然界では、星を形成する核反応はしばしば、時には数十億年にわたる長い時間、高エネルギーを持ち続ける。核天文物理学はそうした天体誕生の鍵となる核反応を研究とした天文学のことで、核物理分野との境界領域である。

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ギザのピラミッドに電磁エネルギー収束機能

エジプト、ギザ地区のピラミッドには多くの謎が残されているが、それらが最新の技術で解明が進められている。国際的な研究チームは大ピラミッドの電波に対する電磁応答を調べる研究を行った。

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触媒研究におけるX線吸収分光の新展開

国際研究チームによるBESSY II放射光を光源としたX線吸収分光による触媒研究が新しい展開を見せている。研究チームは遷移金属の電子状態をX線吸収分光で調べ、触媒効果について新しい知見を得ることに成功した。これらの結果は、新しい遷移金属触媒の開発に役立つと期待されている(Kubin et al., Chem. Science online July 19, 2018)。

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