大強度パルスイオン源ECRISのアップグレード

核天文物理学というのは聞きなれない分野と感じる読者が多いと思う。自然界では、星を形成する核反応はしばしば、時には数十億年にわたる長い時間、高エネルギーを持ち続ける。核天文物理学はそうした天体誕生の鍵となる核反応を研究とした天文学のことで、核物理分野との境界領域である。

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ギザのピラミッドに電磁エネルギー収束機能

エジプト、ギザ地区のピラミッドには多くの謎が残されているが、それらが最新の技術で解明が進められている。国際的な研究チームは大ピラミッドの電波に対する電磁応答を調べる研究を行った。

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触媒研究におけるX線吸収分光の新展開

国際研究チームによるBESSY II放射光を光源としたX線吸収分光による触媒研究が新しい展開を見せている。研究チームは遷移金属の電子状態をX線吸収分光で調べ、触媒効果について新しい知見を得ることに成功した。これらの結果は、新しい遷移金属触媒の開発に役立つと期待されている(Kubin et al., Chem. Science online July 19, 2018)。

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米国の新電子-イオン衝突型加速器EICが始動

やはり米国にとってSSC計画の挫折でトンネルを埋めた過去は、それ以降の高エネルギー物理の檜舞台が欧州に映るきっかけでもあり、堪え難い屈辱であったようだ。日本が主導するILCへの協力を進める一方で、米国主導の新しい加速器計画を練り直し、再スタートに取り掛かる兆しが見えてきた。

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放射光施設等に予算がつかない理由〜失われた20年で科学技術立国に黄信号

不良債権を抱え財政問題を抱えながら欧州には数多くの放射光施設や大強度レーザー施設等の大型設備整備が相次ぎ活気がある中で、対照的に日本では次期放射光や大強度レーザー施設など大型設備整備の予算化が実現せず、かつて放射光大国であった日本も優位性を失いつつある。

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ヒッグスボソンについて〜CERNの本音は期待と不安

CERNの大型ハドロン・コライダー(LHC)が大成功を収めたことで、世界のメディアで大きな賞賛を受けたヒッグスボソンの発見は6年前のことで、その後の衝突エネルギーを倍増させたLHCアップグレード運転でも(期待ほど)進展が見られないとして失望感が高まっている。

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エリクソンが語るMBAの開発秘話〜DLSRへの道

第1世代の放射光源は、高エネルギー加速器の「寄生的」利用であったが、寄生的利用でも放射光の威力が世界中に知れ渡るのに、時間はかからなかった。第2世代というのは放射光専用リングのことである。第2世代の代表格は米国スタンフォードのSSRL、英国ダレスベリーのSRS、日本の物性研SOR-RINGそしてKEKのPFである。

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環境性能に優れた窒化物太陽電池Cu3N

東京工業大学元素戦略研究センターの研究チームは、窒化銅Cu3N(n型半導体)のフッ素ドーピングによってp型伝導性の優れた半導体太陽電池材料となることを見出した(Matsuzaki et al., Adv. Mater. online June 19, 2018)。これらのn型及びp型の窒化銅半導体は、有毒物質を含んだり効果な元素を使っていた従来の太陽電池材料を置き換えて環境性能の高い実用材料となる可能性がある。

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