放射光時分割X線散乱と熱分析による高分子の巨視的物性の解明

モスクワ物理技術研究所(MIPT)とロモノソフモスクワ州立大学の研究チームは、熱分析実験の検出系(熱量計)を改良し放射光時分割X線散乱を組み合わせた実験で、熱分析では解明できない半結晶性の高分子材料の巨視的物性の知見が得られることを示した(Melnikov et al., ACS Macro Lett. 7, 1426, 2018)。

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放射光オペランドXASで明らかになるLiイオンバッテリーの電極表面の役割

シンガポールのナンヤン工科大学の研究チームはブロンズ相として知られている2酸化Tiナノチューブを含むLiイオンバッテリー電極の表面の寄与を放射光X線吸収分光(XAS)で明らかにした(Tang et al., Advanced Mater. online July 03, 2018)。

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秒速で癌細胞を死滅させる加速器治療システムPHASER

SLACとスタンフォード大学の研究チームが開発した新しい加速器ベースの癌治療装置、放射線治療の照射時間を数分から数秒に短縮することで、副作用を減らすことを目指している。高エネルギー物理学のために開発された技術は、将来のコンパクトな医療機器に組み込まれ、世界中の放射線治療の負担を減らすと期待されている。

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オークリッジ国立研究所のSNS中性子源が設計性能に到達

オークリッジ国立研究所の中性子源SNS(Spallation Neutron Source)は、2019年度の最初の中性子出力1.4MWの設計性能を達成した。

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ピエゾ単結晶の電場応答特性の起源を解明〜ESRF放射光BM01

ESRFのスイス・ノルウェー・ビームラインの国際研究チームは、電場における単結晶の応答特性を解析する方法を開発した(Zhang et al., J. Appl. Crst. 51, 1396, 2018)。

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抗生物質耐性の機構解明に成功〜ダイアモンド放射光による構造解析

抗生物質耐性は、細菌が抗生物質の攻撃に対して防御する能力であり、スーパーバグと呼ばれるこれらの耐性機構を持つ細菌は、世界中の公衆衛生上の脅威となりつつある。 ブリストル大学の研究チームは、英国の3GeV放射光ダイアモンドを用いて分子生物学的に抗生物質耐性の機構解明に挑んでいる。

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結晶窒素の高圧下構造解析で明らかになったι-N2相

エジンバラ大学の研究チームは、高圧下の結晶窒素の構造を明らかにした。研究チームは高圧ダイヤモンドアンビルを使用して、地球の50万気圧の圧力下で窒素を約500℃まで加熱しX線回折パターンを測定し構造解析を行った(Turnbull et al., Nature Comm. 9:4717, 2018)。

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ILCに黄信号〜消極的な学術会議

関係者が待ち望んでいるILC予算化の年内決定に黄信号が灯った。政府決定の指針となる学術的審議を依頼されていた日本学術会議は、11月14日、「回答案」を審議した。回答は日本誘致に慎重な意見となっているこれまでの「時期尚早」をなぞる消極的な答申となる。最終的な答申は21日に政府に引き継がれ年内に正式決定される。

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