ワイル半金属の超高速対称性スイッチング

トポロジカル物質の奇妙な特徴は、電子がある表面から別の表面へと移動できることである。SLACの研究者チームは、パルス光を使って物質を安定した位相に変化させることによって、表面伝導のオンとオフを切り替えることができることを示した(Sie et al., Nature 565, 61, 2019)。

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放射光「その場」X線回折で明らかになるナノ結晶成長機構

ジョージア工科大学の研究チームは高エネルギーX線ビームで高圧高温化学反応による金属コバルトナノ結晶が数十原子を含むクラスターから最大5ナノメートルの大きさの結晶まで成長する過程を明らかにした(Ma et al., J. Am. Chem. Soc. 140, 17290, 2018)。

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銅系高温超伝導体のスピン運動量ロッキングが発見される

1986年の銅酸化物高温超伝導体の発見以来、超伝導体材料は約30Kから始まり銅酸化物が100K以上の温度まで臨界温度は上昇したが、機構解明は道半ばである。ローレンスバークレー国立研究所(バークレイ研)の研究者たちは、放射光SARPESという新しい分光技術で銅酸化物の異常な性質についての手がかりを得ようとしている。

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ERL用永久電磁石をCBETAチームが開発

磁石は粒子加速器の中心をなす要素技術のひとつである。強力な磁場は、粒子ビームを高いエネルギーに加速したり、衝突実験の制御、重粒子線治療で腫瘍を破壊する際に、粒子ビームを「設計軌道に乗せる」役割を持つ。革新的な加速器技術は新型磁石の開発にかかっているといえる。

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蛋白質結晶の熱力学に迫るX線構造解析

酵素はいわば蛋白質でできた生体触媒であり、生体内の反応やプロセスを触媒する非常に重要な分子である。したがって、それらの構造と反応メカニズムを理解することは、生命科学および医学の進歩に極めて重要である。

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放射光連携で明らかになるPt3Niナノ粒子成長機構

水素燃料電池は、クリーンで再生可能なエネルギー社会実現のための有効な技術だが、カソード材料の性能とコストは大きな課題になっている。多くの燃料電池は、再生可能な燃料を電気エネルギーに変換するために、高価なプラチナベースの触媒を必要とする。水素燃料電池の採算性を確立するため、純粋な白金と同じ効率の触媒の探索が世界中で精力的に行われている。

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国際リニアコライダー計画の見直し案 に関する所見(緊急)

ILCに対する計画予算化のスケジュールが国際的に求められている中で、文部科学省は日本学術会議の見解を、12月19日にその答申が以下のような「消極的否定」の論旨として公開された。詳細は文科省資料を参考にしていただくことにして、ここでは総合所見を転載する。なお学術会議の所見についてのKEKコメントは別資料を参照されたい。

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改良型大阪ミラーによるナノビームX線自由レーザー

X線自由電子レーザー(XFEL)は、ほぼ光速で加速された自由電子ビームによって生成される超高輝度パルスX線である。 XFELは、ピークパワー強度が非常に高いレーザービームを生成するため、X線非線形光学や蛋白質結晶構造決定、薬学・医学などの基礎研究に適している。

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