結晶窒素の高圧下構造解析で明らかになったι-N2相

エジンバラ大学の研究チームは、高圧下の結晶窒素の構造を明らかにした。研究チームは高圧ダイヤモンドアンビルを使用して、地球の50万気圧の圧力下で窒素を約500℃まで加熱しX線回折パターンを測定し構造解析を行った(Turnbull et al., Nature Comm. 9:4717, 2018)。

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ILCに黄信号〜消極的な学術会議

関係者が待ち望んでいるILC予算化の年内決定に黄信号が灯った。政府決定の指針となる学術的審議を依頼されていた日本学術会議は、11月14日、「回答案」を審議した。回答は日本誘致に慎重な意見となっているこれまでの「時期尚早」をなぞる消極的な答申となる。最終的な答申は21日に政府に引き継がれ年内に正式決定される。

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核反応でつくる蛍光ナノダイアモンド〜原子炉版BNCT

プラハの高分子化学研究所の研究チームは原子炉内で中性子照射によって

癌を含む疾患の高感度診断に使用する蛍光ナノダイアモンドの高速製造技術を開発した(Havlik et al., Nature Comm. 9:4467, 2018)。

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2層グラフェンの超フラットバンドの超伝導をBESSYII が検証

BESSYIIの研究チームは、グラフェンの二重層が超伝導になる証拠を発見した。彼らは、高分解能のARPESを用いてバンド構造を探査し、超平坦な分散を特定した(Marchenko et al., Science Advances 4:eaau0059, 2018)。

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光合成中間生成物の構造解明〜LCLS-XFELがコックモデルの全貌を明らかに

これまでの膨大な数の研究が行われてきたが、光合成のメカニズムは謎のままである。 SLACの科学チームは、水分を分離した酸素を生成する植物、藻類およびシアノバクテリアの主要な蛋白質複合体であるPhotosystem II(PSII)のこれまでの最高空間分解能イメージを得ることに成功した(Kern et al., Nature online Nov. 07, 2018)。

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スイスXFELが狙う蛋白質構造の可視化〜薬剤開発を加速

世界のXFEL施設に仲間入りを果たしたスイスXFELの強みはスイスの産業の中心にある薬剤企業との強い連携体制である。新しい医薬品の開発のためには、体内の生物学的プロセスの正確な知識が必要になる。ここで蛋白質構造解析が重要な役割を果たすことはいうまでもない。

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CERNが反物質の重力相互作用の実験を開始

反物質の重力相互作用は、実験で直接測定されていないため、反物質が通常の物質と同じか異なるかは謎に包まれている。このほどCERNはALPHA後継機ALPHA-gとGBARの2つの新しい装置で、この謎を解くための実験を開始した。

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時系列帯域が拡張された分子ムービーの新しい手法HARE〜PETRAIIIの成果

ハンブルグにある自由電子レーザー科学センター、超高速イメージングセンター、カナダのトロント大学、スイスのチューリッヒのETHの共同研究チームは、分子ムービーの新しい手法HARE(’Hit-and-Return’)を開発した(Schultz et al., Nature Methods, 15, 901, 2018)。

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