認可が遅れる米国次世代小型原子炉

米国内の原発は99基の軽水炉で発電量の20%を占める。しかし大部分は、老朽化が激しいため閉鎖となるが更新認可は容易ではない。理由は①安全性の基準が高くなったこと、②複雑化したため建設コストが採算性を脅かすほどになったこと、③周辺住民の理解が得られにくくなったこと、④シェールガス生産が飛躍的に増大し火力のコストが低下したことなどのためである。

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LFEXペタワットレーザー

 脱原発の動きが加速されるにつれて次の一手として核融合が注目される。レーザー核融合は巨大な出力が必要だが、ペタワットレーザーパルスの領域は人類未踏の領域であり、相対論的プラズマ相互作用やレーザー核物理の新聞や開拓を目指して欧州の大出力レーザー施設ELIが建設中であることはすでに伝えた。

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原発先進国の責任

先進国が原発から離れる傾向にある中で、中東地域は、サウジアラビア、イラン、トルコ、ヨルダン、アラブ首長国連邦、エジプトで原子力発電所の建設が進んでいる。政治的な背景が影響して、ロシアの国営原子力企業のロスアトムが多くの中東諸国で原発建設を請負っている。

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熱核兵器と量子物理学者の不可思議な関係

イランの核兵器製造を防止するためのEUをはじめとする欧米諸国とイランが2015年7月15日に包括的共同行動計画に合意した。これによりイラン核開発が厳しい制限を受ける一方で、経済制裁の解除が安保理で採択された。少なくともイランが監視下におかれる25年間は核兵器製造への道は閉ざされたといえるが、地球上の膨大な核兵器数に変化はない。

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イランの核施設について

イランの核兵器開発への道を閉ざすことはできなくても、25年間の徹底的な査察を義務付ける今回の合意の意味は大きい。詳細は別記事を参照していただくことにして、ここでは焦点となる3つの施設、Natanz、FordowそしてArakの施設について簡単に説明する。

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核エネルギーを推進力に変える-RTG

 RTGは放射線のエネルギー(熱)から熱電変換で電気エネルギーを得る装置のことである。 発電能力は数100Wクラスで出力はとれないが放射壊変の半減期が長い同位体を用いることで、長時間連続運転が可能になるので、宇宙衛星の推進力として利用できる。イオンエンジンなどの推進システムでは電力源として太陽電池パネルが使われるが、太陽系から離れると太陽光発電能力が落ちる。

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新電力新規参入が活発に

 頑に阻まれて来た「電力自由化」はかつての「郵政民営化」を彷彿とさせる。2016年から電力自由化が始る。電力自由化すなわち電力小売り全面自由化とは私たちの社会、一般家庭にどのような変化をもたらすのであろうか。

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サウジアラビアとロスアトムの協定

 世界最大の原子力関連企業といえばフランスのAREVA社であった。系譜をみればフランス電力公社に原子炉を独占供給する体制から生まれたのちにシーメンス原子力部門を吸収した多国籍企業連合体である。世界中の原子炉建設計画に参画して原子炉建設を行う一方で、核燃料製造や原子炉インフラ整備、放射能汚染の除染作業でも活発な活動を行っている。

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