もんじゅ30日から燃料取り出し

 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉を巡り、日本原子力研究開発機構が、燃料取り出し作業を8月30日に開始する方針を固めたことが28日分かった。児玉敏雄理事長が同日午後、県庁で西川一誠知事と面談し、詳細を報告する。

 関係者によると、燃料取り出し前の最終確認に当たる模擬訓練で、28日までに計9体の燃料に見立てた制御棒を水プールに移送し終える。3班体制で3回ずつ作業を確認し、今後の支障になるような大きなトラブルがこれまでのところないため、取り出し開始の環境が整ったと判断したもようだ。

 機構はもんじゅの炉心などにある燃料を2022年末までに取り出すとしており、まずは年末までに100体を冷却材のナトリウムで満たされた炉外燃料貯蔵槽から取り出し、水プールへ移す。

 もんじゅでは今年に入ってからトラブルや不具合が相次いだ。このため燃料取り出し開始は、当初想定より2カ月近く遅れている。ただ、年末までの工程に変更はないとしている。

 

福井新聞

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