ヘリウム危機で早まるか高温超伝導の実用化

 放射線との関わりでは原子炉の冷却や核融合燃料に使われるヘリウムだが、一般には低温冷媒として超伝導磁石に必要不可欠なガスとして、近代社会にかせない元素である。そのヘリウムの価格が急騰するという「ヘリウムショック」が世界を襲った(2012年)。ヘリウムの関係するテクノロジーの存亡を思わせる出来事だったが、危機はいまでも続いている。

 

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地震波トモグラフイ

 地震波トモグラフイ(Seismic Tomography)は地球内部やマントルのの密度や温度分布を3Dイメージングする技術である。地震と原子炉安全性は切っても切れない関係にある。敦賀原発の原子炉建物直下に活断層があることから新基準を満足できずに廃炉になる可能性が高い。

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エネルギーミックスを広い視野で考えよう

 「脱原発」と「原発推進」の対立構図は以前よりは少なくなり、「エネルギー危機」は少し遠のいたと考える人は多いかも知れない。確かに311直後に比べると遥かに落ち着いた環境で視野を広げる余裕もできたし、「原発問題を包含するエネルギーミックス」の議論ができるようにはなった。

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世界初の原子炉メガフロート

 ロシアの副大統領Dimitry Rogozinによるとロシアは世界初となるメガフロートを開発した。メガフロートといっても浮かぶ原子炉である。2016年10月から北極で使用されるというこの原子力メガフロートは進水式を終えたばかり。なんとも不細工な格好だが最新式の技術が詰まっている。

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英国原爆の父ーウイリアムペニー

 来日したメルケル独首相が東京都内で講演を行い、ドイツが過去のナチスによる残虐行為の犠牲者となった近隣諸国と和解したように、日本も「歴史に向き合う」べきだとコメントした。同じく「教科書問題」を抱える国としての忠告だろうか。

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Liの話題−物理学者の計算違いで生じた被曝

リチウムは安定な同位体6と7があり存在比はそれぞれ7.5%、92.5%となる。放射性同位元素も8種存在する。リチウムはz=3のアルカリ金属筆頭で酸化還元電位が最も低いため、リチウムバッテリーの原料として欠かせない。いまではほとんどの人がお世話になっている貴重な元素のひとつである。

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イリジウム192の話題

イリジウムの安定同位体は191と193で192は放射性同位体、半減期は73.83日でβ崩壊により192Ptとなる。

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ビキニ珊瑚礁の住民帰還に関するIAEA報告書

ビキニ珊瑚礁はマーシャル諸島にある美しい景観で知られるが、その世界遺産登録は「残すべき景観」に対してでなく、「負の遺産」としてのものである。1946年から1958年までアメリカはこの南海の楽園で23回にわたって核実験を行なった。

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