カルタヘナ法について

 

P4、BSL-4について簡単に説明したが、これに関連する遺伝子組み換え(生物等)規制法、いわゆるカルタヘナ法について簡単に補足しておく。一般の人がカルタヘナの文字を見る機会は少ないが、例えば成田空港でカルタヘナ法で禁止されている動物に関する注意を目にしたことがあるのではないだろうか。しかしP4、BSL-4の規制の原点はカルタヘナ法で、どのような規定なのかを頭にいれておきたい。

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Industry4.0とIoT

 世界で最も出生率の低い都市はベルリンである。第二次大戦後に奇跡の復興を遂げたドイツだが日本と同じように高齢化の問題を持っている。ここまでドイツの産業を支えたのは移民、特にトルコ系労働者、であったが、その世代も高齢化したいま、産業の持続性には移民の受け入れと産業の効率化のふたつが重要な施策となる。

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EU難民とドイツの移民問題〜日本の未来図か

欧州(ドイツ)の難民問題をこのコラムで取り上げるのはピンとこないかもしれない。しかし背景には日本とドイツに共通の問題がある。戦後の復興と経済成長でドイツと日本にはよく似た軌跡をたどった。両国とも原子力利用をエネルギーミックスが1/4以上となるまで進めた点でもにている。原子力に関してはしかし福島第一の事故を契機として、ドイツは大きく再生可能エネルギーに舵を切った。そのドイツに大量のシリア難民が押し寄せており、将来は社会構造にも影響を与えるかもしれない。その根底にある問題は日本と同じだとしたら、見方も変わるのではないだろうか。

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エボラ出血熱と感染症対策(BSL-4について)

エボラ出血熱拡大の経緯

1年ほど前の2014年8月14日アフリカ中部のコンゴで、西アフリカとは別の種類のエボラ出血熱が確認された。西アフリカ地域では新しくないが、知られていなかったザイール種の新しい株のエボラウイルスである。さらにコンゴでは、スーダン種とザイール種とスーダン種の混合、2種類が確認された。

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グリニッジ標準時から協定世界時UTCへ

昔は標準時といえばグリニッジ標準時をさしていた。そう思い込んでいる人は相当に遅れているかもしれない。現在の標準時は協定世界時UTC(Coordinated Universal Time)であるからだ。

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過程が重要な事故原因究明

事故というものは装置を設計した者なら誰でも確率ゼロはあり得ないと思っているだろう。普通は設計に際して重大事故に到達する過程を全て考察し、3重くらいのredundancyを準備する。

多くの事故は結果だけが強調されるが、取り返しのつかない状態に陥る過程には危機を逃れるチャンスがあることが、ほとんどである。それらが全て潰されたときに悲惨な結果を迎える。チェルノブイリにだってそういうチャンスはあったのだ。

ここでは「技術的欠陥」によって引き起こされたのにもかかわらず、基本的な問題によると決めつけられた悲運の「事故」について紹介したい。

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頻繁な火山噴火とRing of Fire

 最近、地震の頻発化と全国各地で伝えられる火山活動の活発化が連日報道されている。火山活動と地震の関係は火山性地震と呼ばれる地震のカテゴリであり、太平洋プレートが沈み込む日本特有の海底に震源地を持つ地震の多くとは区別される。

 

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新幹線と「戦場にかける橋」ー知らざれるタイと日本の交流

 タイ内閣は、タイ北部のチェンマイからバンコクまでの635キロの高速鉄道の建設計画と、西部カンチャナブリーからバンコクを経て東部のカンボジア国境にあるアランヤプラテートまでの574キロの鉄道を複線化する計画での協力に合意した。

 

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