COPYCAT

 2010年4月の日経エレクトロニクスによると、2010年3月にスロベニアからの積荷に太陽電池モジュールの偽物をドイツ南部の税関で押収された。中国の模造品は有名であるが、かつては車を1台購入し、分解して型を取って模造品を作るので、寸法精度が悪く粗悪品の為故障が多く、故障した模倣品ユーザーは正規品メーカーに修理を依頼するという。


 紛らわしい商標も問題米国ではHondaと思って購入した車がHyundaiだったという話もある。米国でヒュンダイはハンデイと発音するのと両方エンブレムがHなので、車に詳しくない人は間違えるのかも知れない。確かに米国で日本食レストランに入ってみると、これって日本食?というというメニューを見かける時がある。ほとんどの米国人は日本への渡航経験がなくテレビ・雑誌・ネットなどの情報しか知らないため、日本食レストランにあるメニューは日本食と思い込んでしまうらしい。米国での日本食レストランの格付けが高いので、料金を高く取れるそうだ。HondaとHyundaiや、レストランは余談であるが、世界各国から非難されても何故、模倣品はなくならないのだろうか?

 エレクトロニクスにおいても、誤字や社名のロゴが多少違っていてもユーザーが、正規品メーカーに交換など要求すると、今までは正規品メーカも気が付かず交換されてしまっていたのではないか。また、急速な国際化で想定外の事象が起こり対応できていないことから、法整備も早急に整えないと孤立化する恐れもある。実際に、新興国では主要先進国(G7)の法律では有罪になるような案件も無罪として処理されていることも多い。模倣品メーカーは市場でのニーズ・動向や在庫不足に陥っている製品など良く調査し、それらの模造品を生産している。その情報収集能力については正規品メーカーをしのぐほどである。人命にかかわるエレクトロニクスデバイスは医療用以外にもたくさん使われている。また、仕様の厳しい軍事用や車載用エレクトロニクスデバイスのように、数年から数10年テストが繰り返されるデバイスにも模造品が紛れ込むこむため、非常に根深い問題である。模造品を作られるだけで正規品メーカーは信頼性もさることながら、経済的にも打撃を受けるため、自衛策を施しているが、決定的な解決策を見出していない。一番の解決策は、模造品メーカーの一掃であり、早急に対応する必要がある。各国政府は模造品メーには厳しい対応をするべきである。

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コメント   

# Noriko 2013年11月06日 08:57
COPYの定義って難しいですね。COPYから出発して改良して売る事をやってきた日本はCOPY CATではない、といいきれるのかしら。

またユーザーは安く同じ機能が手に入れたいのだからCOPY CATは私たち自身の中にいるのかも知れない。

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