海外で危険から身を守る−Part1リスク管理

 国内旅行するより、海外旅行の方が安い場合もある昨今、海外に旅行する人が増えてきている。それに伴い楽しいはずの現地で、事件・事故に巻き込まれる件数も増えてきている。

 ツアーやパック旅行では観光地など、添乗員や現地係員が連れて行ってくれる。したがって安心で便利な反面、滞在時間・行程が決まっているので自由行動が出来ないなど不便なところもある。そこで、海外に行き慣れてくると、個人で計画を立てる人が多い。

 

身を守る出発前の下調べ

 そういう筆者も、個人旅行派である。確かにインターネットで現地情報が簡単に手に入る為、計画を立てるのが容易になっている。ただし、「個人の良識・責任において行動しなければいけない」ことも事実である。あまりニュースにはならないので知らない人が多いが、海外で事件・事故などで行方不明になっている人は毎年百数十人に上る。

 日本と同じ感覚で出かけて行く人が多いが、海外では、景観保護の観点から、必要最低限の対策しかされていない場合もあり、日本とは考え方が違うことを認識する必要がある。最近ではナイアガラ滝に転落した女性やオーロラ観光で行方不明となった女性など不注意や無謀な旅行者が起こす事故があった。下の写真はヨセミテ渓谷で、サンフランシスコから金門橋を渡って(渋滞がなければ)3時間ほどで訪れることができる。雄大な自然に直接触れられるのが北米の醍醐味だが、そのためにはレンタカーでドライブするのがベストである。ツアーでは時間に追われてただ景色を眺めるだけだが、自分で車をドライブしていけば、大自然に触じかれられる。そこでレンタすることになるのだが...

 

valley-view-yosemite-national-park-scott-mcguire

 

 以前、海外での無茶な行動のリスクが、"自己責任"という言葉で片付けられた時があった。しかし日本で一般的でも海外ではそうでなかったりすることも意外に多く、単に知らなかったことから、思いもしない事件・事故に巻きこまれることは多々ある。危険を避けるには、なるべく現地の情報を収集することが必要である。最近、日本のテレビ番組では海外から日本の田舎に旅行しに来て、日本文化を探求する人々を特集する番組が多くなった。中には公道でヒッチハイクをしたり、山奥でソロキャンプをするなど、冒険的な行動をする外国人が目立つが、日本に来る前の彼らの調査は細かいところまで行き届き、リスクを評価し危険を避けることがなされているのである。細かい配慮が美徳とされている日本人だが他国のカルチャーを軽く見て、調査。知識不足で現地に乗り込む人は多い。その点、外国人は情報を集め万全の「知識」で身を守ろうとする。

 

北米での車の運転

 身近な例として、北米で車を運転する場合での注意点をあげる。交通ルール、標識は同じであるが、法規に関しては州ごとに異なる。米国で最も注意するのが「合衆国」の概念である州の法的独立権であろう。その州に居住している場合、異なる州に移り住んだ時点で、その州で法規に関するペーパーテストを受ける必要がある。(例えばカリフォルニアのドライバーズハンドブック)。この場合、実技は免除となる。 下の写真は代表的なレンタカー会社Hertzである。Hertsカードがあれば便利だが、出発前に予約して空港事務所から乗り出すのが一般的である。ホテルにチェックインしてからでもロビーでドアマンやコンシェルジェにいえば、予約できる。大手のホテルではすぐ近くに事務所があって車をホテルの玄関までまわしてくれるところもある。ウイークリーで借りると格安だが、レンタの実際については別にかくことにする。 

 

AIAGV 2011-10C FTCH Hertz 01-web 0 copy

 

 

国際運転免許証について  

 旅行で行く場合は国際運転免許証とオリジナルの運転免許証を携帯する必要がある。国際運転免許証はあくまでもオリジナルの運転免許証の翻訳という位置づけの為、オリジナルの運転免許証は一緒に携帯する必要がある。Hertz など大手レンタカーでは、日本の運転免許証(国際運転免許証がなくても)で車を借りられる場合もあるが、受付が日本語ができない場合は、取り扱ってくれない方が多い。  

 

 日本の免許証を翻訳してくれるサービスも大手レンタカー会社ではある(有料)。国際運転免許証は運転免許試験所や指定警察署に行って取得するため、行く時間の無い人には便利だが、事故や違反した場合、翻訳されたものが通用するのかはわからない。そこで渡航して運転する場合は国際運転免許を取得することを推奨する。

 なお国際運転免許証は有効期限が1年であるが、有効期間終了後には発行元に返す必要があるので、個人で処分してはいけない。

 

海外で危険から身を守る−Part2北米での運転について

海外で危険から身を守る−Part3アメリカ−カナダ間の出入国について

 

You have no rights to post comments

hitachihightec

hitachihightec science

Copyright© 2013.   放射線ホライゾン rad-horizon.net   All Rights Reserved.