放射線の真実

医療被曝、どう考えるべきか? 過剰検査はいけないが、あまり被ばくを気にしてはいけない。検査しないことの被害が甚大

本コラムの編集者から、読んでは?と紹介された記事について、コメントします。

日経ビジネスに8/8に掲載された、絶対に受けたくない無駄な医療/ CTの被ばく量をご存知でしょうか?と言うタイトルの、室井一辰と言う医療経済ジャーナリストによる記事(文献1)です。

CT検査は年間4,000万件であるが、野放図に検査をしていないか?と言う主張です。

世界の数十億人のデータは、LNT仮説を否定しホルミシス効果を支持する

低線量率で顕著な健康被害が出た、と言うデータは皆無だが、被害がないとは断言できない、として、閾値なし、線形(LNT: Linear Non-Threshold)モデルで放射線の規制が行われていますが、

LNTは間違い、を示唆する、私の解析結果を紹介します。

自然放射線で白血病が増える、と主張するKendall et.al論文批判ーーー元データに、相関は認められない

Toshihiroさんに紹介頂いた、数mSvの超低線量被ばくでがんが増えていると、触れ回っている、津田、という方のいくつかの「解説」(文献1,2,3)を読みましたが、津田氏の主張の根拠となる論文は、たった一つ、と理解しました。放射「脳」のバイブルになっている様に思われる、そのKendall et.alの論文(文献4)の、唯一の根拠とするデータ(文献5)を図示したところ、被ばく線量と白血病の罹患に相関は見られませんでした。

低線量率で子供の白血病が増えることを見出した、というKendall et.alの主張は、間違い、と言えます。

たかだか5mSv/年の被ばくで、がんが増える?信じられない

Toshihiroさんへ。わたくしのコメントに記事(低線量放射線の生体影響は、良い影響なのか、悪い影響なのか カテゴリ: 原子力)でお答えいただき、有難うございます。

わたくしのブログで、3年間、孤軍奮闘、世間にはびこる放射脳を批判する記事を多く書いていますが、難癖をつける人ばかりで、科学的な議論ができなくて、不満がたまっていました。是非とも、喧々諤々の議論を交わしたいです。

放射「脳」

ネットは時に、面白い言葉を生み出します。Twitterで「放射『脳』」という言葉が生まれました。

 

過激で非科学的な反原発発言をする人を指す言葉のようです。そのような人々は、放射線に関して、「正義感から」「自分に都合のいい情報源のみを信用」し、信憑性に乏しい情報を拡散し、放射線に関して正しい情報を発信する科学者に、「御用学者」「工作員」「安全厨」などのレッテルを貼り、政府や電力会社の発表を一切信用せず、極論を好み、妥協や理解をしようとしない(文献1)、そうです。

放射線って何?

福島第一原発事故で、全国民の、しっかりの馴染みになってしまった放射線ですが、「放射線」とは、何でしょうか?

 元々は、放射性元素の崩壊に伴い放出される粒子線(α,β、中性子線)または電磁波を指す、と、私は考えますが、

 

「原子力基本法」では「空気を電離する能力をもつもので、政令で定めるもの」と定義されていて、2012年現在政令では「アルファ線、重陽子線、陽子線その他の重荷電粒子線及びベータ線.中性子線.ガンマ線及び特性エックス線」、となっている様です。

害悪をまき散らす似非科学ーーー「禁煙すると肺がんが増える」という本が出版されている

科学の纏いをかぶって、害悪を垂れ流す本が出版されているようです。

「禁煙すると肺がんが増える」というタイトルの本がそれです。印税を払って似非科学を支援する気は毛頭ないので、自分で読んではないですが、この本を紹介したURLがあったので、引用します(文献1)。

広島原爆資料館、銀行の入り口の石段に残る人の影は、実は有機物に過ぎない、との奈良文化財研究所の研究(2000/3/22の報道)

8月に(文献1)、私が行っていたX線顕微鏡研究に関連して、広島原爆資料館に展示されている、銀行の入り口の石段に残る人の影に関するプログ記事(文献2)の紹介をしました。

 

その後に、”奈良文化財研究所の調査で、被爆した人の影とされていた黒い部分は有機物質が付着したもので、人の影ではないと断定され、展示の説明文も書き換えられた”、と言う報道が、20003月にあった(文献3)らしいことを知りました。

 

この報道について、考察します。

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