放射線の真実

デーモンコア以前にあったロスアラモス研究所の臨界事故

 デーモンコアと呼ばれるきっかけとなったプルトニムの臨界事故を引きおこして被爆により死亡した研究者(ルイス・スローテイン)については別記事にかいた。もとをただせば中性子の反射板としてプルトニウム球にドーム状のベリリウム半球を近づけていくうちに、あやまってかぶせてしまう不注意のせいであった。臨界と同時に放射線モニターが動作して、臨界を認識した彼はとっさにベリリウム半球をはずして臨界で生じた中性子線から同じ部屋にいた他の研究者の命を救ったとされる。

原爆投下は何故防げなかったのか

米国民の広い支持をとりつけるために歴代大統領は2面性を持つことが多くなる。フランクリン・ルーズベルトもまさにその典型ともいえる人物である。1929年のウオール街から始まった大恐慌に対して、彼の行ったニューデイール政策では政府の積極的な経済介入によって雇用を創出し、失業者対策で国民の人気を集め1933年には60.8%の歴代最多得票率で大統領に再選された。

原爆投下の知られていない真実

毎年、8月が近ずくと人々は広島、長崎の原爆投下について、また「日本の一番長い日」について考えることになる。原爆が広島に投下された1945年8月6日当日、米軍がテニアン島から離陸したB-29で天候を調査したのは広島、小倉、長崎の3都市。これらがターゲットであった。広島市の資料によれば原爆による死者は14万人。

東京湾に沈められたサイクロトロン −加速器の敗戦処理

 

戦後の歴史を調べていくと不可思議な、というより不自然な、理解できない事実を数多く見出すことになる。戦争に導いた真犯人は軍事裁判にかけられた戦争犯罪人とは別にいたという話もあるくらいだ。ここでは終戦記念日を迎えるにあたって、加速器の世界でも、およそ理性とかけはなれた敗戦処理があったことにふれる。

安定ヨウ素剤の過剰摂取について

被爆から身を守るには(その1)-甲状腺癌から守るヨウ素で原子炉から大量に漏れ出した核種の中で半減期の短いヨウ素同位体131Iから、甲状腺癌から守るために飲む安定ヨウ素剤について簡単に紹介した。

ビキニ環礁の真実(負の世界遺産と核実験の代償)

 マーシャル諸島共和国のビキニ環礁は1946年から1958年にかけてアメリカの太平洋核実験場となった。12年間で行われた核実験は23回(注)。最も有名なものは1946年に行われた長崎に続く核爆発を起こしたクロスロード作戦、1954年に行われたキャッスル作戦で水素爆弾が使われた。

外国人の目から見た福島第一

ABCナイトラインで福島第一の現状レポートが放送された。日本の報道自由度は61位だが、外国の報道も規制が少ないとはいえ正確さの評価は別である。

福島原発の汚染水は、税金の無駄使いをやめ、さっさと、すべて海洋に放出すべき

本コラムの特徴は、多くのオーサーがそれぞれの特徴を生かした記事を書くだけでなく、互いの議論が行われることです。これは、偏に、管理人の懐の広さによるもので、このようなコラムは、他に、存在しない、極めて特異なコラムでしょう。編集者の懐の広さに甘えて、編集者の記事を批判する記事を書かせていただきます。

9月08日にカテゴリ: Cafe Horizonで「止まらない汚染水と海洋汚染 」と言う記事(文献1)を書いておられます。これは、時事通信の記事「海流出、さらに2兆ベクレル=ストロンチウムとセシウム―福島第1 」(カテゴリ: News and Topics Onlineに、9月08日に掲載。文献2)の記事を受けてのものと思われます。

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