放射線の真実

オゾンホールによる紫外線の増加

地球を太陽フレアや放射線(宇宙線)から守るのはバンアレン帯だが、同様に地球上の人間は紫外線からオゾン層で守られている。300nmより波長の短い電磁波をオゾンが吸収する。オゾン層は高度10km以上の成層圏、特に20-25kmの上空にある。

Cs137の海洋汚染と海流の「ブロブ」

福島第一の事故から5年後の現在、太平洋に流れ込んだ放射性物資は海洋をどの程度に汚染したのだろうか。福島沖の海洋の線量測定や魚介類の全量検査などによって、数値化された放射線レベルは高いものではないとして汚染は事実上無視できるものと考える人が多い。一方では遠く離れた米国、カナダの太平洋岸の魚が汚染されて、健康被害が出ているして海洋が致命的に汚染されたとする声も上がっている。

宇宙空間で生育が助長される菌

福島第一事故以来、放射性物質の汚染の人体への影響をめぐり、児童への影響があるとする子を持つ親たちの悲壮な叫びは収束する気配が見えない。一方では人体に影響を及ぼす放射線量ではなかった、すなわち健康被害や癌発生は福島第一の事故とは関連性が薄い、として健康被害はなかったとする意見に分かれたまま、両者の隔たりは益々増大し、5年後の節目にあたる今年、「無毛の議論」が再燃しつつある。

被曝に備える新治療法について

原子力規制委員会が被曝に備えるSPEEDI予想の信頼性に対して、政府と異なる見解、「信頼性なし」としたことで、住民の不安を煽っている。福島第一事故では海外のシミュレーションがネット上に出回り、SPEEDIも結果があったにもかかわらず避難経路策定に生かされず、結果的に住民の被曝につながったが、それでもシミュレーションを軽視する傾向は変わらない。そのため汚染中心から5km以上離れた地点の空間線量が500μSv/h以上で避難開始という規則が出来上がったが、ではどちらに向かって避難するかという指針が示されない恐れがある。一方、現場での事故後の作業や避難指示などで被曝する場合に備えて先進的な緊急医療もある。

核廃棄物の終着駅オンカロ

オンカロの名前を聞いたことがあるのではないだろうか。フインランドに作られた地下貯蔵施設である。北欧3国とデンマークのエネルギーミックスには国によって大きく異なるが、フインランドの原子力利用は20%強で、米国、日本に近い。したがって同様な原子炉の核燃料サイクルの問題を抱えている。フインランドの原子力利用は1970年の石油危機に始まる。そのため稼働中の4基は35年を経過している。

IAEAレポート:福島が大洋の1/3を汚染

太平洋は世界の海の1/3を占めている。福島第1から放出された(され続けている)Cs137を中心とする放射性廃棄物は、拡散し薄められていくので汚染が健康被害を及ぼすまでには至らない、という説明に納得する人は多いが事実として汚染源となっている。そのことさえ話題にならない今日だが、IAEAが大洋汚染の現実を再認識させる発表を行った。

味噌に隠された放射線防御効果

福島の原発事故の際にひまわりや麻の持つ除染作用が話題になったが、今自然食品の持つ放射線防御作用が注目されている。広島大の渡辺名誉教授が発表した論文、" Beneficial Biological Effects of Miso with Reference to Radiation Injury, Cancer and Hypertension"は科学的に味噌の放射線防御効果を明らかにしたとして欧米の研究者の注目を集めている。

放射線防護に効く自然食品とは

福島第一の事故のニュースは世界中を駆け巡ったが、原子炉による汚染ばかりでなくウクライナ問題や中東での戦争のリスクが高まると局地的な核使用もリスクとして考えざるをえない。そんな中で放射線被爆を防ぐ(というより被爆後の健康被害を抑える)自然食品が注目されている。まゆつば物も多いと思うかもしれないが科学的に検証されている幾つかの食品を紹介する。

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