速報:巨大黒点の出現による太陽フレアに注意

2008年は「太陽無黒点の年」となった。「太陽無黒点の年」とは連続200日以上、黒点が観測されない年のことである。2008年より太陽に黒点が無い期間が続いた年は1954年にさかのぼる。。

  

太陽無黒点の均衡を破る巨大黒点

一方、2017年に入って SDO衛星のHMIカメラによる太陽黒点イメージに、太陽黒点が観測されない「無黒点」期間が2週にわたって続いたことで、ミニ氷河期との関連性が注目されている。地球気温を決める太陽放射の平均値変動と黒点数に相関があることから最近の黒点の減少がミニ氷河期の始まりと解釈されたのである。

太陽黒点の無い状態が続くかに見えたが、NASAは地球の直径簿11倍にあたる巨大な黒点が出現したと発表した。巨大な黒点はAR2665と呼ばれ、Xクラスの次の規模となるMクラスのフレアを放出する恐れがある。Mクラスフレアの放出が起これば、地球上の電子機器に大きな影響を及ぼす可能性がある。

 

地球を周回する衛星信号が途絶えれば衛星通信、衛星テレビ、GPS、携帯電話などの電子機器・端末が最悪、使用できなくなる。

過去に出現した巨大黒点は太陽の中心より東よりで地球くら見えなくなるぐらいの位置で巨大化フレアを発生させたことは幸運だったが、今度もそうなるとは限らない。すでにNOAAの宇宙天気予報によれば下図に示すように7月14日のX線放射が急激に増大している。

 

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Credit: NOAA

一方、国内の宇宙天気予報も巨大黒点に伴うM2.4の太陽フレア発生を伝えている。今後の宇宙天気予報に注意が必要である。フレアのもたらす影響に関しては下の記事を参照されたい。

 

 大型フレアの脅威

 巨大フレアで起きる「全電源喪失」リスクに備えよう

 太陽フレアを米国が恐れる理由

 太陽活動周期と地球気温−ミニ氷河期

 

 

 

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