原子力リスク専門サイトNuke Proの教える核対処術

にわかに北朝鮮の核ミサイル対策がメデイアを賑わしている。危険度は計り知れないが現実性は低いとみられる。しかし簡易核シェルターやガスマスクが売れている事実は、どこかにそうしたあり得ない事象が現実に起こり得ることを我々は福島第一事故で知ってしまった。事故が起きたら関係する人にとって確率の話は意味がない。311で「あり得ない事象」が起きた。

  

Nuke Pro

ここでは原子力事故や核兵器の攻撃を想定して、防御法を詳しく説明しているNuke ProというサイトのRadiation Removal(放射能除去)という項目について紹介する。このコラムを読む放射線の専門家にも一般の読者も一度目を通していただければ幸いである。

 

放射能の除去

1. 携帯GM計測器を備えておき、使い方に慣れる(半導体計測器が福島事故をきっかけに国内メーカーが参入して買いやすい価格になっている。ただし感度・精度は様々なので要注意)

2. 雨や雪の日に外に出ない、やむを得ないときは携帯線量計を携行する(風向きや風速に注意する)

3. 政府・地方自治体の情報を聞く(ラジオなら短波受信機能があると良い、地域放送の受信機のある場所を確認しておこう)

4. 飲料水の確保(飲料に適さない河川の水でもフイルターで飲料水化するキットが売られている、汚染を取り除く薬剤もある、お湯を沸かせるバーナー類もあると組み合わせて安全性が高まる)

5. 屋内に溜まるラドンに注意する

6. HEPAフイルターを備える(ガスマスクが市販されている)

7. 抗酸化物質(BHAなど)、ビタミンC、E、D3を大量摂取(別資料を参照)

 

被曝対策としては福島事故で話題となったヨウ素摂取やプラシアンブルーによるCs除去がある。WHOのヨウ素摂取ガイドラインは摂取タイミンングが重要であるとしている。早過ぎても遅過ぎても効果がない。被曝24時間前なら93%の除去効果、被曝時に摂取すれば99%、1-2時間後なら90-85%、24時間を経過すると7%に落ち込む。1日遅れれば意味がなくなるので、アマゾンで簡単に購入できるので常備しておくのがベストだろう。ただし過剰摂取は甲状腺癌につながるので適切な摂取量については医師との相談が必要である。

ちなみに冷戦時の米国では小学校から核被弾を想定して着弾の瞬間からどうやって生き延びるかを叩き込まれる。また地下室をDIYで核シェルターに改造し家族全員の1年分くらいの食料備蓄をする人は少なくなかった。家族を核の脅威から守り抜くのは米国の父親の責任でもあった。

Nuke Proは(役に立つことがないことを願うが)知っておいて損はない。

 

 

You have no rights to post comments

スポンサーサイト

Copyright© 2013.   放射線ホライゾン rad-horizon.net   All Rights Reserved.