放射線の真実

核兵器と核爆発の知識〜知らないでは済まされない現実

北朝鮮のミサイル発射問題に呼応して国内でも核兵器や爆発に備える記事が目立つ。しかし唯一の原爆被害国でありながら、もしくはその結果としての核アレルギーのためか、一般には米国では常識とされる核兵器や核爆発に対する理解が低い。

セシウムボールに関する論文の波紋〜線量計測値公表には注意が必要

一方では国内でもセシウムボールが事故直後の原子炉の状態を知る上で、手がかりとなるため研究発表が相次いでいる。ここでは些細な表記上の間違いが元でメデイアがパニックになっているセシウムボールを(注1)含む高線量放射性粒子に関する論文Science of The Total Environment, 607-608, 1065 (2017))を紹介する。なおセシウムボールについては本コラムの記事「セシウムボール」を参考にしていただきたい。

火球のメカニズムが解明される〜プラズマ科学と加速器科学の意外な接点

火球とは雷雨の最中に目撃される球状の発光体で、そのメカニズムは謎に包まれていた。中国の浙江大学の研究グループによれば火球の正体は稲妻の発生による電磁波で形成されたプラズマ球であることがわかった(C. Wu, Sci. Reports online June 26, 2016)。

トリチウム分離は本当に不可能なのか

トリチウム汚染水の貯蔵タンクが満杯になり海洋投棄が目前に迫っている。ALPSはトリチウム以外の放射性核種を除くことはできるが、トリチウムは覗くことができない。またどの様な手段でもトリチウムは除去できないとされている。一方、トリチウム(T)はデユーテリウム(D)と核融合反応の燃料に使われる立派な資源でもある。したがってもし分離が可能であれば、取り出して将来のエネルギー源に使えるはずである。

速報:巨大黒点の出現による太陽フレアに注意

2008年は「太陽無黒点の年」となった。「太陽無黒点の年」とは連続200日以上、黒点が観測されない年のことである。2008年より太陽に黒点が無い期間が続いた年は1954年にさかのぼる。

ロスアラモス国立研究所は再生できるか〜管理運営委託の公開入札

米国の国立研究所の管理が大学や民間の研究所に管理委託(注1)されていることについては記事に書いた。例えばアルゴンヌ国立研究所はシカゴ大学、オークリッジ国立研究所はテネシー大学が管理している。職員はその場合、大学職員の肩書きを持ち、同等の福祉厚生を受けられる。

内部被曝と測定法について

日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県)の被曝事故で、当初、職員の一人が2万ベクレルを超えるプルトニウム239の体内被曝を受けたという報道の翌日の報道で、日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターは被曝した作業員5人の肺の放射性物質を再測定した結果、プルトニウムが検出されなかったと発表した。つまり2万ベクレルのPu239は体内に入っていなかったのである

海外で報道されるプルトニウム体内被曝のインパクト

日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター(茨城県)の被曝事故で、当初、職員の一人が2万ベクレルを超えるプルトニウム239の体内被曝を受けたという報道に(主任者ならずとも)疑問を持った人は多いはずだ。

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