廃炉の立役者−実用ロボット

 福島原発の廃炉作業のピッチが上がって来たようだが、その立役者は人間ではなかった。筆者は今年6月に技術研究組合国際廃炉研究開発機構(IRID)前理事長の講演をきいた。東電は事実上破綻したため、1企業だけでは廃炉作業ができないため、東電の福島第一廃炉推進カンパニー(社内組織のためURLなし)と関連企業の組合(IRID)が連携し、国際協力のもとでベストな方式で公的資金の無駄を減らして作業の効率化をはかるということであった。東電は事実上破綻したので、という説明には少々疑問が残るが、組合体制での企業連携には安心感を覚える。原子力関係企業の総合力と実用化技術に頼らざるを得ない。

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SIM-Free スマートフォンレポート- 購入編

 2014年6月に総務省がSIMロック解除義務の方針を発表し、DoCoMo, AU, Softbankの国内キャリア各社は今後SIMロックをかけない端末を販売することになったが、いまだにユーザーにメリットがあるのか不透明な部分も多い。SIMチップを入れ替えるだけでキャリアが変更できるので、自分に合った低価格プランに簡単に乗り換えられるメリットはあるが、不利なこともある。

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スーパームーンはバッドムーンか

 スーパームーンが9.9夜に観測された。スーパームーンとは満月(新月)と楕円軌道の地球への最接近が重なることにより、地球から見た月が大きく、明るくに見えることである。地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約35万7000kmから40万6000kmまで変化するので、最近点の満月は、遠点のものよりも最大14%大きく、30%明るいのである。

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ハイブリッドイノベーションの連鎖

  国内では気がつけばいつドライブしても視界にプリウスがない時はないほど、HV車が溢れている。HVというと燃費を気にするマイカーのためのものと思われるがそうではない。瞬発力が特徴であるモーターと高回転での発生パワーが特徴のエンジンを組み合わせれば、スポーツカーの運動性能を向上できるからだ。

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戦う人魚姫と再生エネルギー

 コペンハーゲンの人魚姫像は小さくて目立たないのだが、すっかり街の象徴となっていて、記念撮影をしに観光客が最も集まる人気スポットである。デンマークが世界の風力発電のメッカになって世界中から見学者が絶えないことは記事にかいた。ちなみに人魚姫といえばかよわいイメージであるが、ワルシャワの人魚姫はちょっと違う。武器を持って戦う人魚姫(下の写真)なのだ。

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オーストラリア海軍が欲しがるエコ潜水艦

 武器輸出3原則は防衛装備移転三原則となり緩和された結果、武器輸出が可能となった。また2000年頃から米国に限定されない国際共同開発や生産環境の整備が提言された。実際に国内生産となれば開発コストや設備投資の回収には輸出枠が重要になることは予想できていた。このたびオーストラリアの現政権が、国内で製造する予定の新型潜水艦を、日本から購入する方針に変更する可能性が報じられている。建造コストや燃費の良いエコ潜水艦「そうりゅう」型(下の写真)とはどのようなものなのか。

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衝突安全システム−事故を防ぐIT

 身の回りを眺めてみればIT技術に囲まれている事に驚くだろう。一昔前はPCや携帯電話くらいであったはずがだ、今では一昔前の大型計算機並みの処理能力のPC、スマホ、音楽プレイヤーを始め、TV、電子レンジなどほとんどの家電製品がcpuを持つ。車はエンジンの電子制御に始り、今日ではサスペンション制御やクルーズコントロールなどの安全システムが欠かせない。HV、EVにいたっては電子機器と呼べるほどである。国内の年間交通事故死者数(事故発生から24時間以内に死亡した人数)は、1970年に1,6765人まで増加したが、2010年には4863人にまで減っている。この事故死者数の大幅な低減に貢献したのが、衝突安全システムの普及だと言われている。

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ホンダジェット成功の秘密

 ホンダは独創的なアイデアを市販車に投入し数々の画期的な技術を「売る」ことに成功して来た。リーンバーンによる低燃費車、気筒数を最適化する可変気筒エンジン、後輪の方向制御と最近の全輪トルク制御システム、可変バルブタイミング・リフト機構、ターボ技術など枚挙にいとまがない。会社の精神である、技術の粋をつくす、という精神は本田宗一郎のDNAを受け継ぐものである。

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