モバイル型ストロンチウム除去装置

 東京電力は汚染水の処理済水貯留タンクの逆浸透装置の廃液を貯留するRO濃縮水タンク、蒸発濃縮装置の廃液タンクから高濃度のストロンチウムを除去するモバイル型ストロンチウム除去装置を開発した。

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ハイブリッドロケット

 「宇宙ビジネスのリスク」において民間主導(厳密には委託)の宇宙開発にはコスト優先によるリスクが原理的に伴うことをかいた矢先に、今度は先頭を走っていたバージンギャラクテイック社のスペーッスシップ2が墜落し2名の死傷者を出した。1段目のロケットエンジンの不調が原因のアンタレス爆発と同じく今回も、ロケットエンジンの問題が原因と思われた。母機から離れてロケットエンジン始動の直後の事故だったからである。

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宇宙ビジネスのリスク

 民間の宇宙飛行を提供する企業として、以下のような多くの企業があることを記事に書いた。一見すれば国の開発コストを圧縮すると同時に民間雇用をつくりだし一石二鳥のように思われるが、実はリスクが存在している。今回のアンタレスロケット打ち上げ失敗はチャレンジャー号事故に並ぶ、ロケットの爆発という悪夢をよみがえらせた。これは如実にそのことを示している。

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HVダークホースか−空気モーター車

 HVやEVについてはすでに書いたが、最近新しい発想のダークホースが登場した。従来のHV車はガソリンエンジンで発電した電力をバッテリーに電気エネルギーとして蓄え、減速時にはエネルギーを回生してさらに蓄電に利用する。2050年には2000年比で80%源のCo2削減とされる。このままではガソリン車が運転できなくなるかもしれない状況に、化石燃料を使わない車の模索が始った。なかでも空気モーター車はダークホースと目され注目を集めている。

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核融合の実用化は10年以内か

 シェールガス(オイル)への期待が急激にしぼみ、変わってクリーンエネルギーの本命、核融合への期待度が高まっている。シェールガス革命と銘打ったアドバルーンをあげて望んだ米国政府は相次ぐ投資失敗をぬぐい去るように、官民で核融合の実用化が近いとする発表が相次いだ。偶然なのか。それとも化石燃料で世界を支配して来た米国が、クリーンエネルギーでも指導的立場に立つための苦肉の策だったのか。

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防護服について

クリーンルームウエア
 我々研究者にとってかつてはクリーンルーム内での作業は縁遠いものであった。しかしナノ科学の発展の中でどうしても空気中の粉塵を制御した空間(クリーンルーム)内で、作業する必要性がでたため、多くの研究所が複数のクリーンルーム設備を持つこととなった。人体や衣服から出るホコリやゴミは、クリーンルームにおける最大の汚染源である。

 

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除去ができない核種トリチウムとは

 トリチウム(3重水素)は質量数3の水素の放射性同位体である。核実験で環境中に大量に放出されて宇宙線で生じるバックグラウンドが大幅に増えた。福島原発で汚染水のトリチウム濃度が1桁増大し、話題になっている。

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Csの新除去技術は地下水対策を加速するか

 福島原発の課題のひとつはタービン建屋に流れ込む大量の汚染水からの核種除去である。ようやく安定に稼働しはじめたばかりのALPSはCs以外の62種の核種を除くものである。では一体Csはどのようにして除去されているのだろうか。原発事故当時には1:1の比率で存在していたCs134とCs137の比率は時間とともに半減期の差のために、Cs137の比率が増大した。Csは1価イオンで溶液中に存在する。Cs137は下図のようにβ崩壊でBa137mに変化する。半減期は30.1年である。CsはKやRbと同じくアルカリ金属に分類されるz=55の元素で、反応性に富み水に溶け易い。

 

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