極地の海氷面積を地球温暖化と関連づける危うさ

地球全体の海氷面積(南極と北極の海氷面積の合計)の1年間の変化を示したグラフ(以下)を根拠に、2016年(図中の赤線)の値が重ね合わされた例年の季節変化の変動範囲(グレーの背景)を逸脱していることを根拠に、地球全体の海氷が減少傾向を強めている証拠とする記事が話題を呼んでいる。

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21世紀はカーボンの世紀となるか〜未来を開くカーボンデバイス

19世紀は機械の世紀、20世紀は情報の世紀と呼ぶことができるとしたら、21世紀は量子の世紀と呼ばれるかもしれない。その場合、カーボンの世紀となる可能性が高くなった。もちろん19世紀にも内燃機関の燃料の主役は化石燃料であり鉄鋼産業を含めれば鉄とカーボンの世紀でもあった。同様に20世紀はシリコンの世紀とも言えるだろう。21世紀に活躍するのがカーボンになることを誰が予測していただろうか。

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もんじゅ・成田空港・築地市場に共通すること〜見通しの甘さ

羽田空港と成田空港の関係は伊丹空港と関空、中国の虹橋と浦東の関係に似ている。国内線を中心としたローカル空港と拡大する国際線に対応するための関空は、相補的な2空港として両立すべきだとされている。実は東京・大阪と中国の上海の空港事情も似ている。東京と上海市は、どちらも増え続ける航空旅客数に対応するため、手狭になった都心に近い空港を国内向けとして、やや離れた地域に新規に国際空港を建設した。ちょうど同様の理由で日本が成田や関空を建設したのと同じである。

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羽田空港の現在・過去・未来〜持続性のある将来計画へ向けて

 地理的な制限を考慮しつつその時代の先端土木技術を投入しながら拡張を続けてきた羽田空港の歴史はそのまま日本の高度成長の歴史でもある。羽田空港は穴守神社周囲に広がる干潟を利用し1931年に空港として利用が始まった。その後、1929年に日本航空株式会社の前身である日本航空輸送が運航を開始する。1938年頃に空港が拡張されたが、滑走路は1本(34L-16R、A滑走路)で、1946年にB滑走路と呼ばれる04-22が完成し、1947年に滑走路2本体制で国際線が就航する。

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シャープの4K液晶テレビ

 ここでとりあげるのは4Kデイスプレイなのだが、見通しをよくするために本題に入る前にPCのデイスプレイでピクセルを比較しておくことにする。標準になるのは27インチiMac。RETINA仕様でない場合2,560x1,440ピクセル。これがRETINA仕様では5K仕様つまり、5,120x2,880ピクセルになる。

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ローレンツ力で推進−MPDスラスタとは

 ここで取り上げるMagneto Plasma Dynamics (MPD) thrusterなので、正確には「電磁プラズマ推進ロケット」である。ロケットの父ゴダード以来、ロケットエンジンといえば化学反応を推進力とするロケットがほとんどであった。

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海底油田の現状−深海掘削テクノロジーの進歩

 アフリカ最大の原油産出国であるアンゴラ。相次ぐ深海油田の開発により今後5年間の増産でイラクに次ぐ産油国となる。アンゴラ深海油田の開発にはTotal、Chevlon、BPなど名だたるメジャーが顔をそろえるが中でもTotalは水深の深い海底油田の最大掘削業者となる。

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国産技術の独自性の意味

 航空機や大型ロケットの分野においてコストを追求すれば外国製品の購入ということになるが、最近ようやくという印象が強いが強気の発想、つまりオール国産化に向けての動きが見えて来た。

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