NドープC20フラーレンの欠陥生成メカニズムが解明される

学術的な興味でのフラーレンの研究はカーボンナノチューブへと展開してやがてグラフェンの研究の大きな潮流の起源となった。これらの炭素系新物質の基礎物性が確立すると、その電子材料のポテンシャルが認識されこれを発揮させるためのN(B)ドーピングの試みが活発化している。

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UV光による移動体間高速光通信

地上の量子暗号通信では光ファイバー通信が使われる。しかし光源に使われるLEDには太陽光の可視光の干渉の問題や移動体間高速通信の同期の困難さが壁となっていた。このため北京の科学アカデミーの研究グループは紫外線(UVB)(注1)による移動体向けの高速光通信技術を開発した(Sun et al., Optic Express 25, 23267, 2017)。

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世界最高性能のペロブスカイトHigh-k超薄膜〜原子層エンジニアリングで実現

ペロブスカイト材料は1986年に発見された高温超伝導の舞台としてバルク及び薄膜の結晶育成と物性測定が精力的に行われたが、有機ハイブリッド材料がスピントロニクスに有望な材料であることが示され、最近では薄膜太陽電池材料はシリコン多結晶に迫るエネルギー効率を記録するなど、多方面で実用材料として活躍が期待されている。下図は有機ハイブリッドペロブスカイト太陽電池材料の構造模式図。

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スピン電流による磁気秩序と超伝導制御〜スピンゆらぎメカニズムに黄信号か

スピン電流の制御によるスピントロニクスは現在、最も注目されている分野のひとつだが、韓国KAISTの研究グループは鉄系高温超伝導体にスピン電流を注入して電子状態への影響を調べることに初めて成功した。

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スライドレス紫外線励起顕微鏡による細胞組織イメージング

ミューズ細胞(Multi-lineage differentiating Stress Enduring cell)は臓器の結合組織、骨髄、末梢血などに存在する未分化細胞すなわち多能性幹細胞である。紫外線励起の顕微鏡はミューズ細胞をスライドレスで生きたままで観察できるイメージング手法である。

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スピン軌道トルクデバイス

スピン軌道トルクでトポロジカル絶縁体(強磁性体)に室温で磁化反転させるスピントロニクスデバイスが模索されている。ランダムアクセス磁気メモリなど最新の不揮発性磁気メモリでは電流駆動のスピン軌道トルクによる磁化反転に基づいている。スピン軌道トルク駆動の磁化反転をスピントロニクスデバイスでも模索する試みが世界中で活発化している。

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セミに学ぶ超低反射表面構造の作り方

顕微鏡を観察する研究者は生物に驚くべき微視構造の一面をみることが少なくない。中国の上海にあるジアオ・トング大学の研究者グループはセミの羽が反射率の少ない(可視光を100%吸収)形状を持つことを見出した。

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新概念のダイアモンドMOSFET

シリコンは需要が伸びているパワーエレクトロニクスの中心的役割を担ってきたが、シリコン系パワーエレクトロニクスに限界がみえてきた。次の手はエネルギー効率の高いFETデバイスに適した材料をワイドバンドギャップ半導体の中から探し出すことになる。

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