宇宙と放射線

放射線被曝と高度の関係

 アラスカ航空の客室乗務員が発疹や病斑、脱毛などの健康被害を訴えている。もちろん彼らは福島原発の放射能がジェット気流で運ばれ、米国太平洋の高高度 上空を漂うことによるとしている。ほんとうだろうか。ジェット気流でこの地域を含む北半球に放射性物質のダストが到達したこと自体は事実であるが、アラス カ航空は会社の経営を優先してメンテナンスの規則を守らず、重大事故を連続して起こした悪名高い航空会社でもあるし、数百名の客室乗務員が同じ症状を持つ 事は考えにくい。また労働組合の闘争条件に使えるネタなので、疑いを持つ人も多いが、この発表のあとまもなく地上の動物達に同じ症状がでたという。人間と 動物で同じ症状というのも疑わしいが、被曝と高度の関係を知っておくべきなのだろう。

チャンドラX線観測衛星

 Chandra X-ray ObservatoryはNASAが14年前に打ち上げた人工衛星であり、Chandraは天文物理学者の名前である。この衛星はスペースシャトルによって打ち上げられた後、順調に稼働し高い分解能X線イメージを地球に送信しつづけている。

太陽の異変

 11年周期で活動の極大期・停滞期を繰り返している太陽の活動に異変が起きている。太陽の活動期には極の磁場が反転する。極大期に相当する今年2013年、北極側ではS極からN極に変転したが南極側ではN極のままで反転する兆候がない。つまり、N極とS極が対をなすことから現時点では東と西にS極が現れる4極構造になっている。

太陽活動の異常

今年は太陽活動が最大になると予想されていて、今年後半には最大級の太陽フレアが頻繁に発生すると考えられていた。実際には、黒点が全くない状態が続いているようである。つまり、停滞期とほぼ同じ状態である。なぜこのような状態になっているのか専門家も原因がつかめない状態だそうである。1サイクル11年の太陽活動周期は短周期で、他に長周期があり複合化されているのではないかと考えている専門家もいる。温室効果ガスの影響と考えられる今夏の猛暑の一方、太陽活動の低下による小氷河期が来るのではないかという危惧もされている。

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