異常気象の原因は何か

 地球を襲う異常気象は一体どのようなもので何故注意が必要なのであろうか。

 

 

Typhoon Longwang 2005 copy

 

巨大台風 

 日本に接近する台風も近年は大型化の傾向にある。風速15km/h以上の暴風雨圏が半 径800km以上のものを超大型台風と呼んで区別する。台風の強さは最大風速で区別され、そのうち「猛烈な」と表現されるのは54m/s以上のものであ る。気象予報では「大型で」という大きさと「強い」などの強風で規模を表現する。

 2013年の台風26号は「10年に1度の」という表現が追加される規模で、都心部の道路が冠水するなど都市機能をマヒさせた。2012年までの台 風発生数が2013年から増大している。地球温暖化と台風の関係については、核となる熱帯低気圧の出現数は、地球温暖化に伴って増加している。大雨の発生 数が長期的に増加傾向にあるのは、地球温暖化が影響していると考えられる。

異常寒波
 ブリザードはもともと極地におこる暴風雪をさすが、最近では極地にとどまらず、強い寒波と風雪で停電と交通マヒで市民生活に大打撃を与えている。北米大陸では2013年12月、2014年1月に強い寒波の影響を受け、各地で顕著な低温が記録されたが、 2014年に入ってからも北米の寒気は収まらず北部の平均気温は10度も下がった。この原因は、北極のジェット気流の流れに影響する局所的な高層気流が変動したことをきっかけに、ジェット気流が大きく蛇行したことによる。その結果、北米や日本に、北極の寒波が流れ込んだと考えられる。この局所的な高層気流に影響したのは地球温暖化だとする考えがある。検証は今後の課題であるが、地球環境の警鐘であることは疑いない。

大規模干ばつ

 米国西部の干ばつは深刻である。カリフォルニア州では水不足で、使用量が制限され芝生に水をまくと罰金の対象になるほどである。水不足は米国以外でも深刻で、中国の日本の水資源を狙う動きも活発化している。またアフリカの慢性的な水資源の困窮はいまに始ったことではない。

 

Trees torching - High Park Wildfire copy

大規模火災
米国ではかつてない規模の干ばつに関連して大規模火災が起こっている。2014年夏期の山 火事が最も猛威を振るったのは米国北西部とカリフォルニア州北部である。オレゴン、ワシントン、カリフォルニアの山火事、1988年6月のイエローストー ン国立公園の大規模な山火事に続くヨセミテ国立公園で起こった。これらの山火事は乾燥していたことと、おりからの熱波の影響で被害が拡大した。ここでも地 球温暖化が影響している。

 

 日本の水関連技術は世界の先端水準である。福島でも最終的には国産ALPSが核汚染物質除去に威力を発揮している。濾過用のフイルターや海水の淡水化技術も得意な分野である。廃炉技術や水リサイクル技術は将来の輸出産業として期待できる。リアルタイム気象データを活用した大規模シミュレーションで異常気象の原因解明が可能になるであろう。

 

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