光の波長で化学反応経路を制御

現在は露光では回折限界の問題で波長が短いと空間分解能が高くなるため、短波長(紫外)光が用いられ可視光は使われていない。将来的には波長の変化と光照射によって反応制御が可能になれば、半導体製造をはじめとして、光反応を利用した産業分野でよりの応用が期待できる。

 

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陽子の磁気モーメントを世界最高精度で測定

理研、グーテンブルグ大学(マインツ)、マックスプランク研究所の国際共同研究チームは世界最高精度となる陽子磁気モーメント(2.79284734462核磁子)を決定した(Schneider et al., Science 358, 1081, 2017))。陽子の磁気モーメントは物質構造の基礎となる物理量である。

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100ドルのハンンドヘルド・ミューオン検出器

ミューオンは高エネルギー粒子の一般的な検出方式であるシンチレーション検出器が使われてきた。最近では高エネルギー物理以外でも透過性の強い利点を生かしてピラミッドなどの建築物や原子炉圧力容器内の透視など、宇宙線計測以外の応用も盛んになってきた。

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X線CTの意外な使い方〜カーボンキャプチャに貢献

スタンフォード大学キャンパスと隣接するメデイカルセンターには20台ほどのX線CTが設置されているが、内2台は地下室でエネルギー基礎科学の研究開発に使われている。

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2017年度ノーベル化学賞に輝くクライオ電子顕微鏡がバッテリー科学に貢献

 

2017年のノーベル化学賞は「溶液中の生体分子の構造を高い解像度で観察できるクライオ電子顕微鏡の発明」の功績で、スイスのジャック・デュボシェ氏、英国のリチャード・ヘンダーソン氏、米国のヨアヒム・フランク氏の3名が受賞した。実はクライオ電子顕微鏡は蛋白質構造解析のダークホースで、2000年以降急激に構造解析での実績が増えたことを反映している。

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共焦点レーザー顕微鏡の空間分解能を飛躍的に向上する方法

コーネル大学の研究グループは飛躍的に共焦点レーザー顕微鏡の空間分解能を向上する手法を開発した(Bierbaum et al., Phys. Rev. X 7, 041007, 2017)。3次元像が得られる共焦点レーザー顕微鏡は手軽にナノ構造を観測できるため、ナノ科学では必須の光学機器である。

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テラヘルツ帯のナノ顕微分光が開発される

ブラウン大学の研究グループは新しいナノ分光手法(Laser terahertz emission microscopy, LTEM)を開発した(Klarskov et al., ACS Photonics online October 12, 2017)。LTEMは太陽電池、IC基板を始めとする電子回路の動作や物質科学一般に役立つテラヘルツ帯の局所的分光情報が得られると期待されている。

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テーブルトップで光のコヒレンス制御に成功

ブラウン大学の研究グループは世界ではじめて光のコヒレンスを変化させることに成功した(Li et al., Science Advances 3: e1700133, 2017)。もちろん放射光を用いれば特定条件でコヒレンス光(X線)を発生させることは可能であるが、今回の研究は加速器を使わない表面プラズモンポラリトンを用いたテーブルトップ実験である。

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