X線TVについて

 健康診断で年2回の胸部X線レントゲン撮影をした上に、人間ドックでは内視鏡検査と通称「バリウム」という「究極の選択」が待ち受けている。どちらをとっても苦痛は避け難いが、バリウムを選択すればX線TVのお世話になる。X線TVは名前の通り、X線で透視しながらリアルタイムで体内、臓器の動きを観察する機器である。今回は進歩したX線TVについてまとめてみた。この分野でもこの10年の進歩は格別だが、核心部分である被験者の「苦痛」は果たして軽減されたのだろうか。

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イメージングプレートについて

 CR型デジタルレントゲン装置では一旦2DX線強度分布をイメージングプレートに記録して、後からでデジタイズする。イメージングプレート(IP)は日本のメーカー(富士フイルム)が世界に先駆けて開発した2DX線検出システムである。

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デジタルレントゲン

 病院にある放射線機器で最も汎用なのがレントゲン撮像装置である。最近病院で何か気がつくことはないだろうか。昔はよくみかけた写真フイルムの入った封筒を持ち歩く人を見かけなくなった。

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マンモグラフイーとLCD技術

 マンモグラフイーを聞いたことない人でもピンクリボンキャンペーンのロゴを見た方は多いだろう。ピンクリボンキャンペーンは、月に1度の自己検診を推進し、乳癌の早期発見・治療を目指しているNPO法人。早期発見にマンモグラフイー(乳癌の早期発見のために乳房局所的にをX線撮影する手法)を推奨している。

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近赤外線による癌治療

 放射線照射による癌治療はサイバーナイフなどの高精度照射、重粒子ビーム照射、照射の処方箋(ソフトウエア)により、癌細胞のみでなく周囲の正常細胞まで巻き込んでしまう問題が軽減されつつある。そこにまたひとつ近赤外線照射で癌細胞のみを殺す「癌細胞必殺」の治療法が加わった。

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マイクロCTーX線イメージングPart1

 このコラムのオーサーの中にX線顕微鏡やプラズマX線源の専門家がいるので、スペクトロスコピーが特異な筆者はこれから分担してX線イメージング特集企画を組みたいと考えている。ここではそのためCTの特殊な例として生体試料に成果を挙げているマイクロCT(すなわちCT顕微鏡)についてかく。X線発生源にマイクロフォーカス線源を使うことで、医療用CTの標準的な空間分解能(0.1mm)に対してマイクロCTの空間分解能は1μmと2桁高い。

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MRI−被曝の無い生体イメージングPart1

 この記事ではMRIについてPart2で概要、Part3で実際の装置についてかくつもりである。今回はその基礎となる核磁気共鳴について基本的な事柄をまとめてみた。

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EHS(電磁波過敏症)とは−WHOファクトシート296(2015)から

 MRI Part2の記事でふれたが、筆者はトンネル型MRI中でわずかであるが、体の内部がかゆくなると同時に身体が熱くなる経験を持った。そのときにこれは磁場効果もしくは電磁波の効果に違いないと思った。そういえば学生の頃に「生体の磁場効果」が真剣に議論されていた。いまでこそ分子磁性体が活発に研究されており、金属蛋白の中でもヘモグロビンやミオグロビンの磁化率は精密に測定されている。(生体への磁場効果は興味あるテーマであるので別記事で取り上げる。)

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