放射線源の場所をピンポイントで特定する新型検出器システム

廃炉の作業で厄介なのは高線量環境での線量計測である。さらに空間線量だけでなくデブリの撤去では高いバックグラウンドの中で、その位置を特定しなければならない。ロスアラモス国立研究所の研究グループは、高精度な線源場所の特定を目的として、新型ロボット放射線計測システムを開発した。

 

原理は灯台のように指向性の高い検出器を使って、レーダーのように放射線強度の2Dマッピングを行うもので、検出器システムはロボットに固定されていて遠隔操作される。

検出器本体はロスアラモス研究所が開発したものを、企業(Quaesta Instruments)が販売している市販品のγ線検出器を使用している。トリニテイ原爆実験で知られる核実験施設で、様々な検出器がロボットに取り付けて比較された。

 

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Credit: phys.org

福島第一の原子炉建屋内のロボット線量調査が続いているが、デブリとみられる高線量の破片を区別して撤去することで、空間線量が低減され作業がしやすくなる。ここで紹介した2D計測ロボットの活躍が期待される。

 

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