原子力/エネルギー

ITERと別の道を歩む核融合研究

核融合は核分裂と異なり、原子炉のように高レベル放射性廃棄物をださないことから、原子力に代わる代替えエネルギーとして期待されている。また核融合のもうひとつの重要なメリットはプルトニウム製造に結びつくことによる核兵器の製造への道が閉ざされていることもある。

気温データの信憑性について

米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気局(NOAA)のデータが気候温暖化の根拠になることが多い。1月20日、両当局は、2015年の世界の平均気温が前年に続き過去最高を更新したと明らかにした。いかにも温暖化のせいだといわんばかりだが、実際には多くの科学者は、気候変動は副因に過ぎず、燃料の使用などの「人間活動」が気温上昇の最も大きな原因とみている。

原子炉事故を警告した日本物理学会の論文

人間の記憶はあてにならない。時間とともに増幅されたり減衰したりして正確さが失われることが多い。筆者は2011年3月11日の午後、関東平野を一望できる福島原発からほぼ100kmの眺めのよい7階のオフイスにいた。突然の地震の驚きはすぐ恐怖に変わった。オフイスが2棟の間に吊り下げられる特殊な構造体であったため、強い横波によって構造体が建物にぶつかる鈍い衝撃音をきいたからである。数分でほぼ全てのファーニチャが倒れた。かろうじて下敷きになることは避けられたが、オフイス構造を吊り下げていたピンが折れて崩落の危険があったそうだ。オフイスが建物にぶつかる衝撃音を聞いて地面を眺めると飛行機で墜落するときにはこんな感じなのかと思ったほどである。富士山が眺望できる展望の代償は高いものについたが、この日の衝撃は増幅されて記憶に残ることとなった。

速報:関東広範囲に及ぶ停電について

2016年1月18日明け方から午前中かけてに関東の広範囲で東電の電力が停電した。千葉県から茨城、埼玉、栃木を含めた地域の停電時刻は順次起こっている。

ウクライナ大停電の真相

昨年の12日30日夜、酷寒のウクライナで大規模な停電が起きた。毎日新聞は「ロシアが一昨年3月に一方的に編入した(注1)ウクライナ南部クリミア半島で12月30日夜以降、広範な停電が起きた。ウクライナ側から電力を送る送電線の鉄塔故障が原因。ウクライナ当局は「保安装置が作動した」と説明したが、ロシアでは、ウクライナが意図的に送電を停止したとの見方が支配的だ。ロシアは独自に送電強化策などを取り、対処している。」と報じた。

水を浄化する新物質—放射性物質の吸着除去に有効か

原発事故などからの汚染物質のうち初期に問題になるのがヨウ素とセシウムだがどちらも体内被曝を引き起こすため、汚染と同時にそれぞれの性質に適した除去対策を講じる必要がある。ヨウ素は幼児の甲状腺癌発生率を上げ、セシウムは人体に取り込まれると骨に取り込まれて白血病ほかの癌リスクを増大させる。

燃料電池の理想と現実:水素社会の意味を考える

原理的に優れた技術を採用した製品が売れるとは限らない。技術神話は時に視野を狭め総合的な判断を誤ることもある。いろいろな事例があるがここでとりあげるのは燃料電池である。FCVの理念は政府が理想として描く「水素社会」で真価を発揮するが、現実的にはその前に天然ガスを燃料とする低コストエネルギーサーバー"Bloom Energy"と日本のエネファーム(ENE-FARM)の競争が激しくなりそうである。

メタンガスに関する最近の話題

COP21の新しい枠組みができたが、これまで温室効果ガスとしてCO2を考えることが多かった。しかし地球温暖化がCO2によるとすることに懐疑的な研究者は多い。実際の温室効果の能力はCO2よりフロンやメタンガスの方が大きい。濃度と能力の積でCO2が勝るため温室効果ガスというとCO2というイメージができあがる。しかし地球環境にメタンガスの与える効果は無視できない。

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