現実化しているエネルギー革命の第1章と第2章

エネルギー革命というとSFや次の世紀の話だと考える人が多いかもしれない。しかし考えてもいなかった速度で実はエネルギー革命が起きつつある。ここでは2つの側面を上げてどのくらい身近にあるのか考察する。

 

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原子力の経済学〜何故建設が進まないのか

東芝の7,000億円にも昇る巨額の損失は米国企業買収で進めてきた原子力事業に起因する。優良部門の切り売りをも招くことになった原子力事業のリスクは想像以上に厳しいものがある。損失を招いた事情の詳しい説明は他に譲るが、日本を支えてきた巨大企業の地盤をも揺るがせしかねない、原子炉事業のリスクとは何なのだろうか。調べていくと原子炉建設には根幹的な問題があることがわかってきた。ここではそのことを解説した記事を元に筆者の視点も加えて紹介したい。

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地球温暖化説に否定的な科学論文が3年間で1,000を越える

「地球温暖化説」の主張は人類が産業革命以降、作り出した大気中のCO2を中心とする温室効果ガスが原因で平均気温がかつてない速度で上昇し、2100年には平均気温が4-5C上昇、海面が上昇してかつてない危機が訪れるというものであるが、これに懐疑的な科学論文が近年急速に増えている。

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放射線耐性が従来の100倍の新金属材料

原子炉、核融合炉やロケット、人工衛星、宇宙船などには耐放射線材料が要求される。放射線照射により欠陥が生じるため、強度が低下するため、耐放射線強度を高めた新材料の開発が待たれていた。ミシガン大学、テネシー大学、ウイスコンシン大学の共同研究チームはこのほど3元以上の合金が放射線耐性(放射線照射による膨潤特性)を飛躍的に向上させられることを発見した(Nature Commun. Condensed Matter Dec. 16 2016)。

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コンパクト核融合炉の進展

福島第一原発の廃炉・賠償費用の再評価が21.4兆円に膨れ上がり、国民負担が避けられなくなった。それでも経済産業省は40年間で徴収するとした時の発電コストが他の発電より低いと主張する。将来の原子力の問題はここに含まれていないバックエンド(使用済み核燃料の保管・処理)にあることは自明である。バックエンドを含めての発電コストがどうなるのかは、触れられることはない。

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チェルノブイリの安全シェルターが石棺に移動完了

1986年のチェルノブイリ事故で(原子炉の構造や運転員の習熟度など管理面でも問題があったとはいえ)原発の安全神話が崩れたことに加えて、原子力の根幹にある使用済み核燃料の処分法が決まらないことで、各国の再生可能エネルギーへの動きを活発化した。

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携帯端末バッテリーに救世主〜フレキシブル・スーパーキャパシタ

スマホの最大の弱点は長持ちしないバッテリーにある。小型軽量化にリチウムイオンバッテリーの果たした役割は大きいが、画像表示、演算速度やメモリと高性能化・大容量化でバッテリーの性能アップも相殺され、バッテリーチャージに気を使わなければならない。また一部の機種ではバッテリーの発熱が発火事故をもたらすこともあり、新しいバッテリー開発研究が活発化している。

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15年後にミニ氷河期〜新モデルでロシアの科学者が予測

地球温暖化は太陽活動周期に比べてはるかに短い時間の中での話である。地球表面温度は太陽活動の周期に依存して過去、活動が低下して冷却されると氷河期が訪れる。これまで過去の周期からミニ氷河期に近づいていることがわかっていたが、ロシアの科学者の新しいモデルによる予測では15年で氷河期になることがわかった。

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