生物的ナノ光触媒による水素製造

EVの急速な普及の結果、電力需要が追いつかないという予測が出ている。一方、水素を燃料とするFCVは水素供給インフラの整備に不安がある。水素はエネルギー貯蔵の観点から再生可能エネルギーのベース電源化に有望とされており、水素製造技術の模索が世界各国で始まっている。

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マルチイオンプラズマでプラズマ温度が10倍に〜核融合実用化は2030年代

フランスで建設中のITERはフランスで建設中である。日本を含む参加国は途中で抜けられないため、分担金の確保は優先的に進められる。トカマク方式の核融合のスケール効果について懐疑的な研究結果が世界中の核融合関係者に衝撃を与えた。今度はマルチイオンプラズマで温度が10倍上昇することが示されて話題となっている。

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トリウム溶融塩炉がオランダで実験開始

オランダの原子力研究機構(NRG)はペッテンで45年ぶりとなるトリウム溶融塩炉の実験を開始する。トリウム溶融塩炉は燃料のトリウム232が中性子照射で88%がウラン233に変換される。実質的な燃料はウランであるが、ウラン235ではないのでプルトニウムが発生しないため、核兵器とは無縁の原子炉として注目された時期があった。

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エネルギー科学最前線2017〜CO2還元と光触媒の新展開

化石燃料からの脱却宣言が欧州で相次いでいる。英国、フランス、ドイツの動きは2040年を界に内燃機関の車は姿を消エルとしても過言ではない。またこのような政策と並行して(国内ではまだまだの感が強いが、欧州、米国、中国のEV化の動きはもはや無視できなくなってきた。EVだけがが走り回る日が仮に来るとしたら、EVの消費電力は増大し電力不足になる。不足分は英国だけでも30GW〜原発約10基分とされる。

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レーザー加工グラフェンを用いた水分解反応の高性能電極

水素製造は燃料電池の燃料としてだけでなく、エネルギー貯蔵の観点から重要度が増している。水の電気分解による水素製造技術は小型水素供給インフラの整備に重要な技術である。水素は貯蔵性に優れており、需要に応じた発電が可能になる。ライス大学の研究グループは中国の天津大学と共同で、グラフェン表面のレーザー加工により、水素と酸素を別々に取り出せる高性能電極を開発した。(Zhang et al., ACS Appl. Mater. Interfaces online July 28, 2017)

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カーボンニュートラル燃料を製造する光触媒

バークレー研究所とシンガポールのナンヤン工科大学の研究グループはスポンジ状の有機ニッケル結晶触媒を用いて太陽光照射下でCO2から効率100%でCOに還元できることを見出した(Sience Advances 3, e1700921 (2017))。

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それでもあなたはEVに乗りますか〜EVの真実

日本の火力依存は先進国中で84.6%、堂々の1位である。もちろん火力といっても最新の施設は排気ガスの少ない環境負荷の少ないものだし、燃料に原油より使い切る時期が遅れる天然ガスを使うのは、短期的には得策と言えなくもない。欧州でもフランスは原子炉の1/3を廃止することになり、ドイツが再生可能エネルギーの不足分で欧州が電力不足に陥ると懸念される。

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フランスが2025年までに17基の原発を廃止

フランスのエネルギーミックスは原発が75%であり、世界でも原発依存度が非常に大きい国というのは、どうやら過去の話になりそうだ。というのも新政権が誕生する前に、依存率を50%以下にする法案が議会を可決しており、新政権はそのための数値目標を17基として、2025年までにこれらの停止、廃炉を決めたからだ。

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