骨髄を守るガンマベルトとは

チェルノブイリ原発事故では真っ先に駆けつけた消防士が、放射線被爆で後に多くが骨髄移植を受けた。人体の細胞で骨髄が最も被爆の影響を受けやすいとされている。ガンマベルトとは緊急時に高レベル放射線量区域で活動するレスキュー隊や消防士など、短時間の活動の間、骨髄を守るために考案された。

このほどイスラエルのStemradという会社がStemrad 360 Gammaというガンマベルトを開発した。もちろん長時間の照射による臓器や皮膚の放射線損傷を防ぐものではないが、最大1,000Radの中で骨髄を守るという。

ガンマベルトは他に製品もあり、原子炉事故に備えて配備されているという。開発されたStemradは重量が15kgと活動の妨げにならない程度で、致命的な放射線被爆を免れるなら、原子炉を管轄区域に持つ消防隊に装備すべきであろう。

Stemrad 360 Gammaについての動画は以下で見られる。
http://www.youtube.com/watch?v=D4aHSuLHPdI
http://video.uk.msn.com/watch/video/radiation-belt-a-new-line-of-defence-in-nuclear-emergency/2mn5t4vp

日本からの注文が急増したそうであるが、原理は単純でガンマ線を吸収する鉛が封入されたベルトで、原理は新しくないが軽量化と活動しやすいデザインにある。下図に骨髄移植手術を示す。下腹部の重要な骨髄を守ることを何故、今頃まで考えることをしなかったのか不思議な気がする。

 gammabelt

 

You have no rights to post comments

スポンサーサイト

Copyright© 2013.   放射線ホライゾン rad-horizon.net   All Rights Reserved.