グラフェンを超える強度の1次元鎖状分子カーバイン

これまでシミュレーションで合成できればグラフェンやダイアモンドを上回る剛性を持つと考えられてきたカーバイン(Carbyne)。2013年にライス大学の研究チームが三重結合炭素ペアが1次元的に繋がった単原子鎖、カーバインを計算機シミューレーションによって、ダイアモンドの40倍の硬度を持つことを示した。

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リング・オブ・ファイヤーと地震の関係

九州大地震(仮称)で一気に5年前の大地震の記憶が蘇った人も多いのではないだろうか。このコラムで地震を取り上げる理由は福島第一の事故を想起すれば容易に理解できる。原子炉のリスクである。幸いに原発に影響を与えることがなかったとはいえ頻発する地震で活断層に近い原発の安全性が再燃しそうである。

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科学論文の非合法オープンアクセス化の論理 〜アカデミアのロビンフッド

日常的に科学論文を読むことが必要な人たち、つまり研究者にとって、電子化とインターネットの普及は計り知れない。それまでは図書室にこもり製本されて重い雑誌を引っ張り出しては、コピーして元に戻すという労働に頼らざるをえなかったからである。

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ブリュッセルの連続テロで狙われたベルギーの原子炉

先週起きたブリュッセルの空港と地下鉄の連続テロ事件の犯人の自宅から原子炉(テイアンジュ原発)襲撃の計画が発覚し、ベルギー当局はアントワープ近くのドエル原発とブリュッセル近郊のテイアンジュ原発の作業員の一部を避難させる、不審な新規雇用の11名の採用を見送るなどの厳戒態勢に入った。

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ムーアの法則が限界に達する2016年

経済、社会、地球環境、科学技術の広範囲にわたって、人類は2016年に様々な事象を経験することになるといわれる。それらは突然起こるように見えても徐々に進行していたのであって、多くの人はそれに気がつかないでいただけのことである。

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カルタヘナ法について

 

P4、BSL-4について簡単に説明したが、これに関連する遺伝子組み換え(生物等)規制法、いわゆるカルタヘナ法について簡単に補足しておく。一般の人がカルタヘナの文字を見る機会は少ないが、例えば成田空港でカルタヘナ法で禁止されている動物に関する注意を目にしたことがあるのではないだろうか。しかしP4、BSL-4の規制の原点はカルタヘナ法で、どのような規定なのかを頭にいれておきたい。

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Industry4.0とIoT

 世界で最も出生率の低い都市はベルリンである。第二次大戦後に奇跡の復興を遂げたドイツだが日本と同じように高齢化の問題を持っている。ここまでドイツの産業を支えたのは移民、特にトルコ系労働者、であったが、その世代も高齢化したいま、産業の持続性には移民の受け入れと産業の効率化のふたつが重要な施策となる。

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EU難民とドイツの移民問題〜日本の未来図か

欧州(ドイツ)の難民問題をこのコラムで取り上げるのはピンとこないかもしれない。しかし背景には日本とドイツに共通の問題がある。戦後の復興と経済成長でドイツと日本にはよく似た軌跡をたどった。両国とも原子力利用をエネルギーミックスが1/4以上となるまで進めた点でもにている。原子力に関してはしかし福島第一の事故を契機として、ドイツは大きく再生可能エネルギーに舵を切った。そのドイツに大量のシリア難民が押し寄せており、将来は社会構造にも影響を与えるかもしれない。その根底にある問題は日本と同じだとしたら、見方も変わるのではないだろうか。

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