エボラ出血熱と感染症対策(BSL-4について)

エボラ出血熱拡大の経緯

1年ほど前の2014年8月14日アフリカ中部のコンゴで、西アフリカとは別の種類のエボラ出血熱が確認された。西アフリカ地域では新しくないが、知られていなかったザイール種の新しい株のエボラウイルスである。さらにコンゴでは、スーダン種とザイール種とスーダン種の混合、2種類が確認された。

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グリニッジ標準時から協定世界時UTCへ

昔は標準時といえばグリニッジ標準時をさしていた。そう思い込んでいる人は相当に遅れているかもしれない。現在の標準時は協定世界時UTC(Coordinated Universal Time)であるからだ。

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過程が重要な事故原因究明

事故というものは装置を設計した者なら誰でも確率ゼロはあり得ないと思っているだろう。普通は設計に際して重大事故に到達する過程を全て考察し、3重くらいのredundancyを準備する。

多くの事故は結果だけが強調されるが、取り返しのつかない状態に陥る過程には危機を逃れるチャンスがあることが、ほとんどである。それらが全て潰されたときに悲惨な結果を迎える。チェルノブイリにだってそういうチャンスはあったのだ。

ここでは「技術的欠陥」によって引き起こされたのにもかかわらず、基本的な問題によると決めつけられた悲運の「事故」について紹介したい。

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頻繁な火山噴火とRing of Fire

 最近、地震の頻発化と全国各地で伝えられる火山活動の活発化が連日報道されている。火山活動と地震の関係は火山性地震と呼ばれる地震のカテゴリであり、太平洋プレートが沈み込む日本特有の海底に震源地を持つ地震の多くとは区別される。

 

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新幹線と「戦場にかける橋」ー知らざれるタイと日本の交流

 タイ内閣は、タイ北部のチェンマイからバンコクまでの635キロの高速鉄道の建設計画と、西部カンチャナブリーからバンコクを経て東部のカンボジア国境にあるアランヤプラテートまでの574キロの鉄道を複線化する計画での協力に合意した。

 

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ヘリウム危機で早まるか高温超伝導の実用化

 放射線との関わりでは原子炉の冷却や核融合燃料に使われるヘリウムだが、一般には低温冷媒として超伝導磁石に必要不可欠なガスとして、近代社会にかせない元素である。そのヘリウムの価格が急騰するという「ヘリウムショック」が世界を襲った(2012年)。ヘリウムの関係するテクノロジーの存亡を思わせる出来事だったが、危機はいまでも続いている。

 

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地震波トモグラフイ

 地震波トモグラフイ(Seismic Tomography)は地球内部やマントルのの密度や温度分布を3Dイメージングする技術である。地震と原子炉安全性は切っても切れない関係にある。敦賀原発の原子炉建物直下に活断層があることから新基準を満足できずに廃炉になる可能性が高い。

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エネルギーミックスを広い視野で考えよう

 「脱原発」と「原発推進」の対立構図は以前よりは少なくなり、「エネルギー危機」は少し遠のいたと考える人は多いかも知れない。確かに311直後に比べると遥かに落ち着いた環境で視野を広げる余裕もできたし、「原発問題を包含するエネルギーミックス」の議論ができるようにはなった。

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